息子の高校は修学旅行が、北海道のスキー旅行だという。
が、九州育ちです。スキーは主人も、私もしたことがありません、もちろん家族みんな初心者です。
スケートは、子供達も小さい頃から子供会や家族で滑りに行っていたのでまあまあ皆んな滑る事が出来ていました。
そこで、修学旅行の為に少しはスキー慣れをしておきたいと、冬休みを利用して練習しておこうという事になりました。
九州では、スキー場は、大分のくじゅうと宮崎の五ヶ瀬、佐賀の天山の三ヶ所しかありません。
九州にスキー場があるのは全国の人達からしたらビックリするとは思いますが、冬には山の方は寒くて、雪が降ります。
まぁ、雪が少なくて、人口雪を降らせる事もよくありますが、冬は寒いです！

バスツアーを調べると、大分のくじゅうスキー場が出来るとの事で、申し込みました。
スキーウェアもスキー道具もレンタル出来るという事で、何も持たずに行けました。
おまけに、帰り際温泉に入れるツアーでした。

当日、私は運動に全然自信が無いので、子供達を遠目で見学のつもりだったのですが、まさかの子供達を見るつもりだった主人が腹痛を起こして、私が子供達を見る事に、、、

子供って、すぐ覚えて上達するんですよね。
スクールは無かったので、事前に家で見ていた
YouTubeで勉強して来ただけです。
私がやっと歩けるようになったのに、もう子供達は低いところでは滑れる様になっていて、
「リフトに乗るから付いてきて！」
とさっさとリフトに乗ってしまいました。
こっちはやっと歩けるくらいです。
リフトに乗るのも大変❗️
娘が手を貸してくれてどうにか乗る事が出来たのも今度は降りる時が大変、ズルズルとしゃがみ込みながらやっと降りました。
「こういうのは、チャレンジするのが一番早く上達するんだよ。」と私から見ると絶壁の山の斜面を、うまい具合に滑って行きました。
なんで、レッスン受けてないのに上手くなるのでしょう⁉️
こんな斜面を降りていくなんて、無理❗️
何度もチャレンジするも、転けてばかりで、昨夜のYouTubeを思い出しては同じ事をしようと試みました。
でも、所詮最初からこんな所まで登っている事が無茶だったのです。
立つことさえできず、コースの端に行って、ロープを持ってしゃがんだまま、ズルズルゆっくり降りて行きました。
スケートと全然違っていました。
結局、長いスキーの板が邪魔で、脱いで端を歩いて戻りました。何度も転けながら、、、
なんて、恥ずかしいことでしょう。
周りの人の目が、こんなに刺さる事はありませんでした。

もう、下に降りたら上には上がれません。
子供達は、ドンドンリフトで上がっては滑って帰ってきていました。

ツアー終了の頃はクタクタでした。
もうすでに筋肉痛があちこちに起きています。
一回しか、リフトで上がって無いし、滑って降りてもいないのにです💦

帰りの温泉でやっと一息、
温泉付いて無かったら、恥がいただけで不満足のイベントだったでしょう。

その後の息子の修学旅行は、無事スキーも上手く滑れて、食事では、「ジンギスカン」に、「蟹、食べ放題」で大満足で帰ってきました。