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ダベリング

この前、娘と「高校生の頃、放課後学校に残ってよく“ダベリング”してたのよね。」
と言ったら、Z世代の娘から大笑いされました。「何?“ダベリング”って❗️」と、
え⁉️言わないの❓
「おしゃべりする事よ」と言ったら、
「初めて聞いた❗️」の返事。

調べてみたらなんと「死語辞典」なるものの中にありました💦

「だべる」は動詞で、「おしゃべりする」こと。無駄話をするという意味の「駄弁」+「する」かららしい。「パニック」+「する」の「パニクる」や、「タクシー」+「する」の「タクる」と同様の形。

「だべる」そのものは、かなり古くからあった表現らしい。

「ダベリング」は「だべる」に現在進行形の「ing」をつけて、名詞化したもの。つまり「おしゃべり」の意味。

用法は「あの子との進展? なーんにもなし。昨日だって、みんなと一緒にただダベリング」。

死語辞典

1980年代に流行った言葉らしいです。
元となった『駄弁』というのは、明治時代、学生が始めた言葉らしく「特に必要でない話をすること」
で、世間話や、愚痴、雑談などの無駄話を指しているんだそうです。
大正、昭和初期に全国的に大流行したそうで、
何処の方言か、となると「東京」と一応なっているそうです。
九州の方言だと信じていました。

調べていて、「死語辞典」なるものがとても気になったので他の物も見てみました。
50年代から90年代にかけての今は無き言葉が載っている様です。

飲み屋で上司がもらした「今日は花キンだから混んでいるなぁ」、会社でお局様が叫ぶ「あなたの同期、ちょっと態度Lよ」、昼休みに憧れの先輩女子が話すのを聞いた「今日ベルサしよっかな」……さてあなたは意味がわかるだろうか?え?わからなくても困らないって?本当にそうだろうか。もし意味がわかって気の利いた言葉の一つでも返していたら、人間関係がぐっと好転するんじゃないだろうか。そう、死んだようでいて実はしぶとく生きている、でもって突然遭遇するのが死語なのだ
グロッキー、社会の窓、アベック、5時から男……知れば知るほど引きこまれていく「死語」の奥深き世界へ、レッツラゴー!

死語辞典より

皆さんどれくらい理解できるでしょう⁉️
年齢がわかってしまいますね。

娘は「ダベリング」は今流行りの言葉かと思った。との事で、また、流行らせてもいいかもと、言っていました。

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