嫣然さ 詩

わたしには 何もなくて
永遠も 畏れ多くて
狂った日々が 懐かしく響き
狂乱した女性のように 媚態が散りばめられ
詩人として 終わりをつげる
いかなる使命があろうと
それをないがしろにして
龍の車に乗りながら
そっとうなだれた己の嫣然さを苦しめている

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?