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「浪人NG」ならお勧めの選択肢

大学は選ばなければどこでも入学できる全入時代ですが「浪人だけは絶対嫌だ」という受験生も多いかと思います。 まだ先の見えないコロナの状況もあり、受験生には手段と目的の整理し、少し先を見据えた裏技的な方法もあることを知ってもらいたいと思います。

コロナ禍で増大する不安

大学は全入時代といっても「浪人だけは絶対NG」と考え、不安を抱える受験生や保護者もいらっしゃると思います。「浪人」は、受験生に兄弟姉妹がいる場合に家計を圧迫しますし、浪人することで経歴に傷がついてしまわないだろうかといった不安も生まれます。時代は変わり、今の「大学全入時代」では浪人に対する印象は決して良いものではありません。

特に2020年度から始まったコロナ禍での入学試験では、大学の対応は全く異なります。早稲田大学は、2021年6月と他大学に比べて早い段階で一般選抜の受験を大学入学共通テストにスライドさせる措置をホームページで発表されました。また大学によってはオンラインでの面接を導入するなど、これまでの常識が塗り替えられる状況にあるため、志望大学の最新情報は常にチェックしたいものです。

心に余裕を持つために手段を知る

20年以上も前になりますが、私はたまたま私立の4年制大学に入学させてもらいました。両親は高卒で、父親には大学進学への理解がなく、大いに揉めました。一方母親は、学業に専念する姿勢に賛同していただけ、大学に進学することができました。ただし、長男ということもあり浪人という選択肢はありませんでした。

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