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「建学の精神」採用面接での対処法

「建学の精神」は私立大学の使命と言われます。
学生時代に聞いたことあるかといえば、よほど大学のことが好きで、広報誌などを読んでいる人でないと大半の人が分からないと思います。まして卒業生のうち、何も見ずに答えられる人も少ないと思います。学生に浸透させるために毎回の授業時に説明されるのもある種、宗教染みて怖いですよね。

建学の精神はそもそも言葉自体の意味合いが広く、曖昧であることも多いです。そのため、本題となる「大学職員の面接対策」としては困る方も多いのではと感じます。本日は採用活動ではどう向き合うと良いか、そのコツをご紹介します。

結論としては「深入りは不要」です。しかし「少しでも対策して面接に挑む」のと、「全く対策していない」は大きな差を生みますので、ご注意いただきたいと思います。

50文字以上の「建学の精神」を持つ学校法人もあった

私自身は、これまで複数の私立大学で勤務してきました。当然ですが、それ以上に多くの大学の採用試験に応募しました。余談ですが今思えば、それが他大学のことを調べられた時間となり、今の広報業務にも大いに役立っていました。

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