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元祖平壌冷麺屋note(234)

密林(amazon)の祝祭(ブラックフライデー)でスマートウォッチを80%オフで購(もと)めた。三千円。

歩数、心拍数、体温、血中酸素はもとより、睡眠時のディープスリーピングとライトスリーピングが分かり、運動時のデータが測れるという優れもの。

待ち受け画面は、娘のバースデイの時の満面の笑顔という親バカウォッチ。名前はまだない。

急速に冷え込んだので、冷麺屋の客足が少なくなった反面、冬が旬だと知っている通のお客さんが増えた。東京から、ソウルから、フランスから、ロシアから。アボジが、最近はヨーロッパのお客さんが多いなあ、と呟いた。

今日も韓国の観光客と韓国語で話していたら(ジョンパク氏のサインがある冷麺屋は最高の味である保証付きですよ、とのこと)、その隣の席に座っていた年配の方が帰り際に、言葉のスムーズで綺麗なことを褒めてくれた。

まだ冷麺はやっていますか、というお客さんには、冷麺は年中あります、実は冷麺は冬の食べ物なんですよ、毎年恒例の講釈を垂れるのだった。

いっそのこと、新聞に「冷麺は冬の食べ物」と広告を打とうか知らん。

帰り道に、タンドリーチキンのお店が開いているときは、通りかかるついでに、バングラデシュ出身の店主さんにベンガル語を教わる。先日は、奥さんに挨拶を教わった。アッサラーム・アライクム。

ハレ・クリシュナ。今夜もクーラ・シェイカーを聴きながら帰った。帰宅すると、妻と娘がテレビにキング・ヌーが登場するのを待っていた。インドの神様と、アフリカの牛の王様。

2日目のカレーが美味しかった。







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