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元祖平壌冷麺屋note(72)

12年間続いている長編ドラマTWD(ザ・ウォーキング・デッド)の最新話が、半年ぶりに公開されたので、張り切って観ていた。回想シーンがずいぶん長いな、と思っていたら前回の配信だった。気付いたのは終わりの10分前。便利な記憶力。

「ラストナイト・イン・ソーホー」観了。亡霊が徘徊している。男性中心主義という亡霊が。ゴーストは60年代のロンドンにあふれていた。それどころか、半世紀以上が経った現代にも世界中に蔓延っている。そのことこそ、ホラーだ。

北野坂の西村珈琲デビュー。モーニングの価格が、ドニエの2倍以上だったので、面食らった。現金の持ち合わせがなく、アイスコーヒーだけ頼んで読書していたら、妻が「せっかくのお休みだからリフレッシュしてね」と、PayPayで送金してくれた。ありがとう。

御用で日替わりランチ。国産鶏もも肉と淡路島野菜の鶏じゃが。マスターが読み終えた本を返してくれた。本を貸すときは、あげるつもりで貸すので、返ってくるのは新鮮な感じ。知人に貸した本を思い出せる限りで挙げてみる。国家への道順、八月の果て、ねこのおうち・・・。それぞれ違う人だけど、作家が同じ人だな。

まや市民図書室で、「親鸞 完結篇(下)」と「藝人春秋」を借りる。司書さんが、灘に住んでいると「水道筋博士」と言い間違えるんですよねーと話していて納得。水道筋あるある。

娘とラーメン屋「三斗」で開店待ち。オープン時間になっても開かないので、マルハチで買い物を先に済まして戻ってきたら、まだ開いていない。中を覗くと店員さん一人が携帯片手にてんやわんやしているので、心の中で「ご苦労様」と声をかけて、移動した。

ドニエで夕食。バターチキンカレー。ラーメンの口になっていたけど、仕方ない。マスターが、従業員不足で明日も臨時休みにするかも、と話していた。冷麺屋も必要な時に限って、人手が足りない。どこも同じだな、と思った。「ご苦労様です」と声に出して伝えた。お互い大変ですが、頑張りましょう。

帰宅して、家族でくつろいでいると、娘がおもむろに「みーんな、大好き!宇宙、だーい好き」と言った。小さな聖人は、すぐそばにいるのだった。

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