ジョナソノフ

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ジョナソノフ

●ショートショート小説を書いたりしてます。  https://godorago-story.com/

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  • ショートショート小説

    1個3分ほどで読めるので、電車の移動中などに読んでください。!!

  • webアプリ開発日記

    時々web作成などしているので、紹介します。 https://godorago-story.com/shintate

最近の記事

『情報社会のハッキングライフ』ショートショート小説

俺は、ハッキング能力に絶対の自信がある。 俺にかかれば、どんなセキュリティも破れる。 その力で全て欲しいものを手に入れた。 2050年のスマホには、持ち主の情報がまとめられている。 持ち主の容姿、好み、能力、所持金、趣味、これまでの行動、これから何をしようとしているか、などが詳細に書かれている。 それは、自分で入力するわけでなく、持ち主の好みが変わるとスマホのプロフィール情報の好みの欄の内容が変わるように、持ち主が変化するというようにスマホのプロフィール情報は勝手に

    • 『ロボットの散歩』ショートショート小説

      最近、何も感情が動かない。。 嬉しくも悲しくもない毎日、 家と会社の行き帰りするだけ、、 帰っても何もやる気が起こらない。。 仕事は、充実している、人間関係にも困っていない。。 なのに、この虚しさは、なんだろう。。 映画や漫画を見て、まあ面白いとは思うが、大きく心が動かされることはない。 絵を見て心動かされるというのも聞いたことがあったので、有名な画家の絵を見に行ったりもした。 心から笑ったり、心から泣いたり、そうゆう人達見ると 自分とは違うなと、切り離してしまう

      • 「ショートショートの魔神」web制作紹介

        「ショートショートの魔神」新サイトを作成しました。! 閲覧、投稿、いいね、コメント、評価、フォローができます。 まだまだ、追加したい機能がたくさんあり、改善したいところもちらほらありますが、とりあえず形にはなりました。 「ショートショートの魔神」で検索してもらえると出てきます。! スマホアプリにもして、App Store 、Google Play からダウンロードできるようにしていきます。 良かったら、読んだり、コメントしたり、投稿していただけると、、 とても嬉し

        • 『ミニマリスト』ショートショート小説

          スッキリと片付き、あるのは、必要最低限の財布とスマホくらいだ。 1人ぽつんと部屋に立っている。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 俺の部屋の中は、物であふれていた。 タンスの上から床まで埋めつくさている。 ふとテレビをつけると、 「今、話題の生き方!!ミニマリストに密着!!」 「ミニマリストか〜なんかいいかもな」 この物であふれた部屋にみもうんざりしていたとこだ。 「あんた、全然捨てられないじゃない」 「いつも、これには

        『情報社会のハッキングライフ』ショートショート小説

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        記事

          『人類の選別』ショートショート小説

          この星では、人間がどんどん増えて、食料や土地の争いがあちこちで行われている。 とても醜い状況だ。 そんな中、神様が人々の前に現れた。 「1年後、人類の選別をする」 巨大な船が海に現れた。 「これ、聞いたことあるぞ! 船に乗っている人だけが生き残って、信じずに乗らなかったものが死んで しまった」 「有名だよね。ノアの箱舟だよね」 冷静に話す富裕層の2人の男たちがいた。 たちまち人々が乗り込んだ。 しかし、全人類が乗ることは到底不可能だ。 殴り合い船から

          『人類の選別』ショートショート小説

          『命賭けのコーヒー』ショートショート小説

          真夜中の喫茶店で人知れず行われた、 生死を賭けた戦いが。! 2つのマグカップにコーヒーが入れてある。 カイトは、真剣な顔でこっちを見ている。 「片方に毒を入れた、さあ、どちらか選んでくれ」 カイトは、昔から顔に出やすい。 嬉しいときは、いつも口元が少し緩む癖がある。 そのことを知っていることは、恐らくカイトは知らない。 正直このゲームは、負ける気がしない。 ただ、命が賭かっているとなると慎重にならざるを得ない。 右のマグカップを見た後、カイトの表情を見た。

          『命賭けのコーヒー』ショートショート小説

          『蟹の神様』ショートショート小説

          世の中には変な神様がいっぱいいるらしい。 ある日、海を歩いていると蟹の形をした神様が現れた。 「なんでも一つ願いを叶えてやろう」 「ほんとですか!?」 「ああ、ただその代わりに歩く時、横歩きしかできなくなるがいいか」 「なんですか!それww」 正直迷いどころだ、願いが叶えてくれるのは、ありがたいが、横歩きしかできないとなるのはなかなか不便になることは目に見えている。 まぁでも最近人生に退屈で飽きてきたところだから、ちょうどいい。 「100億円ください」 「い

          『蟹の神様』ショートショート小説

          『悩めるヒーロー』ショートショート小説

          私はヒロシ、職業はヒーローだ。 ゆっくりとおにぎり1個を大事に噛み締めている。 たぶん、今日食べられるのは、これだけか、、、 空腹すぎて死にそうだ。 もしかして、最後に食べるものがおにぎりになるかもしれないな。 最近、平和過ぎる。いいことなのだが、これでは食べていけない。 小さい頃からの憧れの職業につけたというのに。 困っている人を助けて、お金をもらうには、困っている人がいないといけない。 おっと!これは稼ぎどころだ。 小太りのおじさんが悪党に捕まっている。

          『悩めるヒーロー』ショートショート小説

          『2つの殺意』ショートショート小説

          私は、殺したい奴がいる。 ナイフであいつが刺さっている姿をいつも想像している。 ついに実行に移す時が来たようだ。 ________________ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 僕は、深呼吸をした。 よし​!  覚悟を決め、電話をかけた。 「もしもし、、、、」 言葉がすぐに出てこない。 「もしもし、マサトどうしたの?」 「ユイに今から、大事な話をしてもいい?」 「何?大事な話って」 「、、、、別れよう」 ついに、言ってしまった。 すごく悩んだ結果

          『2つの殺意』ショートショート小説

          『散歩のアリバイ』ショートショート小説

          ある日のこと、私の大事にしていた100万円の宝石がなくなっていた。 1分ほど鍵を閉めずに出かけていたのであった。 その瞬間に宝石はなくなってしまった。 その時、午後3時だった。 絶対に犯人を見つけてやる。 怪しいと思っている人物がいる。 1週間前、5年ぶりに中学の同級生のタクマから連絡があった。 後で別の友人から聞く所によるとタクマの周りでの金品がなくなることが多いらしい。 タクマに宝石がなくなった日3時に何をしていたのか、問いただしてみた。 そしたらタクマは

          『散歩のアリバイ』ショートショート小説

          『巨大迷路』ショートショート小説

          私は、長年の発明家キャリアで、2つの発明をした。 1つは王道のタイムマシーンで、 もう1つは、魔法の手袋で、すごい力を出すことができて、何でも簡単に持ち運べるし、岩も削ることもできる。 私の発明家としての最近のモチベーションは、5歳の孫のサトシが喜んでくれることだった。 かわいくてしかたがない。 この2つの発明品で喜ばしたいと思っている。 さとしが言った。 「おじいちゃん!! 迷路の中に入りたい!!」 最近、サトシは迷路にハマっているらしい。 よし!人間が入れる

          『巨大迷路』ショートショート小説

          『スポーツしりとり』ショートショート小説

          僕はまさきの家に遊びに来ているがすることがなく暇なってしまった。 「暇だね。テレビでもつける?」とまさきは言った。 テレビをつけるとスポーツしりとりの中継がやっていた。 スポーツしりとりとは、今、日本で1番人気のスポーツでしりとりをスポーツ化したものである。 「東京ドームいっぱいに見にきてるお客さんがいっぱいいます。何という人気でしょう」 と中継リポーターの人が言っている。 「スポーツしりとりのプロ選手の年収って何十億ってするらしいよ」 とまさきは言った。 いい

          『スポーツしりとり』ショートショート小説

          『ガリレオのやかん』ショートショート小説

          私の名前は、ガリレオガリレイ。 周りから天才だと言われている。 そんな私には秘密にしていることがある。 実は、ちょっと前まで普通の人だったということは誰も知るまい。 大学で勉強がはかどらず、コーヒーでも飲もうかと思い、お湯を沸かした。そしたら、びっくりするくらいに何でも分かった。 夢中になって、問題を解きまくった。しかし、しばらくするといつも通りに戻ってしまった。 やかんを見ると水が全部沸騰し終わって、水がなくなっていた。 いろいろ試していくうちに、このやかんで

          『ガリレオのやかん』ショートショート小説