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カッターのお話。① 最強の営業トークは◯◯で仕上がる。

僕には新聞社で働いている友人(Sくん)という友人がいるのですが、彼と昨日話していて、「営業」に通ずる気づきのようなものがありましたので、久しぶりにちょっとnoteにまとめてみようと思いました。

小説家を目指して公務員を速攻で辞めたSくん。

Sくんの経歴は、いわゆる早慶上智と呼ばれるレベルの大学を卒業後、新卒で公務員になるが、「小説が書きたい!」と思い、2ヶ月で退職。1年ほど塾講師のアルバイトをしながら小説を書いて過ごす。(この塾講師のアルバイト期間でSくんと僕は出会いました。)

小説が書き終わったこともあり、メーカー(ブラック企業)に就職。働く日々の中で、「やはり自分は書く仕事がしたい」と思い、新聞社に転職。

という感じです。

広告営業に悩むSくん

久しぶりにSくんと話している中で、最近の出来事をお互いに報告し合う中で、彼が現在新聞の広告営業に悩んでいることがわかりました。

「コロナ禍もあって、直接会って説明ができない法人もあるし、なかなか苦戦していてね…」

と彼は今自分の悩みを話してくれました。

使いやすいカッターを研究した前職(ブラック企業)時代

Sくんは今は新聞社で働いていますが、もともと前職時代はメーカーで2年ちょっと働いていました。

「あの時と比べると、今の会社に転職して本当に良かった。」

広告営業の悩みの話は、気がつけば前職時代の頃の思い出の話に発展していきました。

前職時代、彼は仕事でよくカッターを使っていたらしいのですが、もっと使いやすいものはないか」と思い、ありとあらゆる市販のカッターを買いまくり自分にとってベストなカッターを見つける研究をしていたそうです。

(Sくん曰く、「マツコの部屋に出れるレベルでカッターについて詳しいよ」とのことです。)

そこで行き着いたのが、このカッターとのことでした☺️

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AmazonのURLはこちらです。

3密を避け、感染予防策を行い、彼と久しぶりに会って話をしていたのですが、Sくんはそんな超おすすめのカッターを久しぶりの再会と同時に、僕にプレゼントしてくれました。

カッターの魅力を語るSくんの情熱が凄かった。

で、ここからが本題なのですが、このカッターをプレゼントしてくれる際のSくんの情熱が本当に凄かったんです。

「いかにこのカッターが魅力的か」(見た目の良さ、5枚刃が替えられること、形状等)について、情熱的に話をしてくれました。

さらにはポケットから自分のカッターを取り出し、「自分もこれを使っていて、本当に良いなと思っている。使い方はね、こうやってやるんだよ」と実演もしてくれました。

「この商品が良すぎて、この会社に転職しようと一時期本気で考えていたくらいだよ」と言うほどに、この商品がいかに素晴らしいかを話してくれました。

イキイキとカッターの魅力を語るSくんから感じたこと。

僕はSくんの説明を聞きながら、自分が今やっている本業での仕事や、Sくんがカッターの話の前に僕に話してくれていた新聞社の広告営業の悩みと照らし合わせて聞いていました。

そして思ったのが、「Sくんが僕にしてくれたカッターの説明の方法みたいな形が、理想的な営業だよなぁ」と思いました。

「営業とは、良いものを広める能力だよ。」

と、アドバイスを頂いたことがありますが、そんな言葉をSくんのカッターの説明を聞いていて思い出しました。

Sくんは、「心の底から本当にこの商品は良いと思う」という情熱と、「たくさん試した中で、これが一番良い!」という自分の経験に裏付けされた強い自信が込められた説明を僕にしてくれました。

この商品が本当に素晴らしくて、溢れるこの気持ちを伝えたい。

良いものを広めたい。良さの共有。

プレゼントをしてまで知って欲しい。語りも情熱的になってしまう。

カッターの説明は、商品の使い方と一緒に、ポジティブな気持ちが伝わってきました。

僕はカッターについて全く詳しくありませんが、彼個人が没頭している様子を見て、「そこまで言うのならきっと良いものだ」と感覚的に思い、カッターについて改めて考えてみるきっかけにさえなったのです。

個人的には今回の出来事は営業の方法にヒントになりそうで、「良いものを広めたい」という気持ちを情熱的に伝えること、シンプルですがそれが大切なのかなと思いました。

まずはユーザーになって、セールスマンになる。

そんなSくんと話していて、「やっぱり大事だよねぇ」となったのが、まずは自分がユーザーになることが大切なのかもというお話でした。

「良いものを広めたい」という気持ちが自分の心に宿れば、情熱と自信を持って営業をすることができます。

それならば、まずは自分がその商材に対して「気持ち」を持たねばなりません。

そのため、まずは、ユーザーになる。そしてセールスになる。

そんな順番が大切なのかもしれません。

この記事は以下に続きます。

「カッターのお話。② 最強のセールスマンは、そのサービスが大好きなユーザー。」


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