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溢れるドキドキとほんのちょっとの自信

「自信ってどうしたらつきますか?」

「どうすれば自信って出てくるんですか?」

仕事柄なのか質問を受けることが多い。

私自身、自信家なのかと言えばそうでもないし、自分自身に何度も「自信ってどうすればつくのか」を問いかけたこともある。

何をやっても自分よりも秀でている人がいて、それを超えたくても超えれなくて苦しんで、頑張って、超えて、また更に上がいて、苦しんで、を繰り返していたこともあった。負けず嫌いな私にとっては負けることが怖くて、結果、色んなことに諦めていたのかもしれない。

そんな私がここ最近気づいたことがある。

「私は自分自身ではなく、”誰か”と戦っていたのだ」ということ。

前回も書いたけど、私はずっと、昔からずっと”誰か”と戦い続けてきた。

誰かを超えたくて、超えられなくて、そんな自分は存在価値がないんじゃないかとまでも思ったこともあった。今なら考えすぎやなって思う(笑)

ただただ、認めて欲しい、自信をつけたかった。

社会人になってからは”誰か”に認めてもらう、自信をつけてもらうのではなく、まずは”自分自身が”自分を認めてあげることが大事なんやなって思えることが多くあった。

私の過去やそんな風に気づけたお話はまた機会があればお話するとして。

最近、ほんのちょっとの自信がついたことがあった。

それは、#言葉の企画 3回目のときのお話。

今回は「名付けの企画」。課題は、『あなたのまわり(社会・仕事・趣味・家庭など)で、よく見掛ける事象に名前をつけてください』だった。

意識して考えてみると「名付ける」ことは難しく、かなり悩んだ。

名付けるって何なのか?

名付けたことで世の中への影響はどうなのか?

色々考えると、頭がこんがらがってきた(笑)

なので、シンプルに分かりやすく伝わるものを考えた。

私が考えたのが、

「ワイファーイ」                          飲み会で人数が多い、席が遠くて乾杯にいけないやめんどうな時に使う。「気持ちは乾杯しているよ」という意味。
ワイファーイ≒Wi-Fi(遠くの人に届く)

「インビテーションブルー」                     仲良くない友人から結婚式に招待され出席したくない、ご祝儀包むのか・・・と悩む様。

この2つ。

「ワイファーイ」は大学時代から実際に使っていた。

阿部さんには「めんどうならわざわざ言語化せずにスルーしても良い気がする」と助言をもらった。

あー。たしかにそうやな。と思いつつ、一番感じたのは、意志という土台・意味付けの伝え方の表現が甘かったなと。そこが一番大事で、ちょっとした表現の仕方で伝わるはずが伝わらないという、恐ろしい結果になる。

私は本当は「めんどう」ではなく、「乾杯したいけど遠い、でも気持ちを通じ合いたい、一緒に楽しみたい気持ちをその場にいる全員で一体感をつくる」ことを意味付けしたかった。

余談ですが、この日の飲み会で丸橋さんが早速使ってくれていて嬉しかったです。ありがとうございます◎

そして、「インビテーションブルー」は企画生からも多くの共感を生んだ。純粋に嬉しかったな~~。投票してくれた方、終わった後に投票したよって話しかけてくれた方ありがとうございます!!

一見するとマイナスを表現しているが、私はマイナスに捉えられるあるある出来事は人に少し言いづらいからこそ名付けることによって、発信しやすいんじゃないかと思った。

そんな部分も伝わるといいな。

名付ける過程は楽しい!ワクワクする!とは言い難かったけど、名付けてみて周りが自分の名付けを口にする。そんな姿をみると、胸がドキドキした。そして、ほんのちょっとの自信がついた。

自信は一気につくことを感じることもあれば、日々の積み重ねの中に隠れていたり、ふとした瞬間だったりする。それに気付けるように私は自分を見ていこうと思う。

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