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すずめの戸締まりIMAX観て来ました

すずめの戸締まりIMAXを観てきました。
観るのは3回目ですね。

同じ映画でも、IMAXがあるならそれも観ておきたい。

新海誠本2も欲しくて。

映像が綺麗で音もダイナミック。
よりクリアな映像だったな〜と思いました。

3回目だけど、泣いちゃいますね。

すずめの一途さ、一生懸命さにグッときます。

あと、今回の主人公2人が、

前2作のように少年少女のラブストーリーじゃなくて良かったなと。

すずめは高2ですが、草太さんが成人した大人の男性なのが良かった。
体型も大人で。

芹沢くんもガッチリ体型で。

そういえば今回少年は出て来なかったなと。

多分社会人にしたら大人過ぎてしまうし、ギリギリの線だったんでしょうね。

少年少女の青い恋愛もキュンとはするのですが、

自分がいい大人になってくると、リアルさが感じられなくなってきて、御伽噺やファンタジーみたいに見ちゃうようになってしまうんです。

自分の現実とその主人公達との生活があまりにかけ離れてしまって。

なので、大学生ではあるけれど、イケメン成人男性が出てくるだけで俄然興味が湧きましたね。

別に大人のラブストーリーが見たい訳ではなく。

大人同士の主人公になってしまったら、ピュアさとか出すの難しいだろうし。
ドロドロの不倫とか、そういうのも見たいわけではないですから。

あと、草太さんって意外とカッとなりやすいところがあるのかなぁとか一つの事に集中すると周りが見えなくなっちゃうタイプかなぁと思いました。

おじいさんもカーッとヒートアップしちゃうタイプな感じでしたし。

まぁ、命の危険と隣り合わせな事をしているのでそれもそうなのかな。

でも、神戸でルミさんの子供達の面倒を見るのが大変ですずめが根をあげるシーンで

仕方ないなと助け船をだす草太さんは、教師を目指してるだけあるなぁと思いました。

でも、自分が「そんなに賢くない」とかって落とされると

「なんだと」みたいにカチンとなるところが、草太さんの性格を垣間見れて可愛くもありましたね。

今回の「新海誠本2」で、草太さんの両親の事とか書いてありました。

お父さんが教師、草太さんは隔世遺伝で閉じ師として育てられていると。

なるほどおって思いました。

あと、季節が9月の設定だったんだなぁと。

あの暑い最中、自転車で坂道漕いでたら、汗ダラダラになるし、肌ベタベタになるだろうな〜とか、宮崎の自宅も学校も窓を開けてただけだったので、少し、暑い盛りを過ぎた頃みたいで納得しました。
めちゃくちゃ走り回ってましたし。

そして五日間というギュッと濃い時間だったのですね。

また、古文書に関してもあって、

東の要石は黒猫の姿の大神とあったので、

要石は東は黒、西は白で、ずっと抜けたり元に戻したりを繰り返してるのかなと思いました。

それから、一番グッとくる草太さんのセリフも書いてありました。

「命がかりそめだとは知っています!
 死は常に隣にあると分かっています!
 それでもいま一年、いま一日、
 いまもう一時だけでもーーー
 私たちは永らえたい……!」
新海誠本2より

このセリフが新海監督の中にある、祈り、思いなんじゃないかなと。

天気の子でも、

「これ以上ぼくたちに何も足さず、ぼくたちから何も引かないでください」

このセリフに新海監督の思いが溢れてる気がしてグッと来ていたんです。

日本って、毎年台風や大雨の自然災害がありますし、地震列島なのでいつもどこかが揺れてます。

なので、民族として、日本人として、

どこかで、命はかりそめ、死は常に隣にあることをみんな分かってると思います。

DNAに組み込まれていると思う。

それでもあと一時、一日、一年と生き永らえていたいという祈りが一人一人の心の中にあると思うのです。

そういう祈りを普段は、大っぴらに言わないので、こうやって映画のセルフとして、大地のミミズに、要石に祈るというシーンにグッと来ます。

さて、映画は大体3回見たらひと段落なのですが。

新たなノベルティだったり、舞台挨拶があるようだったらまた行くかもしれません。

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