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【事業レポート⑤】トロンボーンカルテット琉心(ルーク)「トロンボーンワークショップ&コンサート~小田桐寛之氏を迎えて~」

令和5年9月3日(日)「トロンボーンカルテット琉心(ルーク)」による「トロンボーンワークショップ&コンサート~小田桐寛之氏を迎えて~」が那覇文化芸術劇場 なはーと 大スタジオにて行われました!


事業概要

日本を代表するトロンボーン奏者の小田桐寛之氏(元東京都交響楽団首席奏者、日本トロンボーン協会会長)をお迎えし、ワークショップやマスタークラス、合同演奏等を通して県内外のトロンボーン奏者、愛好家の交流を図り、この機会に沖縄県のトロンボーン界がより活性化され、より多くの学生・若手音楽家の育成につながることを目的とする公演事業です。

実施内容

  1. 小田桐寛之氏によるウォームアップと基礎練習のワークショップ

  2. ソロ及びアンサンブルのマスタークラス

  3. 参加者によるアンサンブル発表

  4. トロンボーンカルテットルーク演奏

  5. 楽器メーカー、県内楽器店による楽器、マウスピースの展示試奏会

  6. 小田桐寛之氏ソロリサイタル

  7. 全員での合奏

ワークショップ内容詳細

事業を終えて

ワークショップ内で小田桐寛之氏から直接音を聞いてもらい一人一人助言を与えられる機会や、質疑応答の時間を通して、相互にコミュニケーションをとりながらよりイメージを明確にする助けとなり、受講者の技術向上につながりました。トロンボーンカルテットルークのミニコンサートでは、トロンボーンアンサンブルの一般的なレパートリーを紹介して参加者にカルテット演奏の魅力を伝え、また講習会等県内でのトロンボーンにかかわる機会を紹介することができました。小田桐氏のリサイタルでは、一線で活躍するプレイヤーの音とピアニストと掛け合いを実際に聴くことで、参加者が今後の技術また音楽性発展に向けての具体的な目標を持ったり、モチベーションを向上させる助けとなり、小田桐氏自身によるドラゴンクエストの編曲やスターク作品などのオリジナリティあふれるレパートリーに刺激を与えられました。
また、お互いの発表や演奏を聴き合いワークショップでともに演奏することで、トロンボーンという楽器を通して参加者同士が知り合い、交流する機会を持つことができました。
大手メーカーをはじめ県内楽器店の協力を得て、普段県内学生たちが体験することのできない規模での展示試奏会を実現することができ、手入れ等に関しても楽器を扱うプロからの助言を直接得られる機会となりました。
この事業を通して、トロンボーンカルテットルークを中心とした県内でのトロンボーンに関する活動状況や、素晴らしい可能性を持った学生たちの存在が県外の演奏家や楽器メーカー等より多くの人に認知され、これをきっかけに今後の県内トロンボーン界全体の発展へとつながることを強く確信しました。
(トロンボーンカルテットルーク事業担当者より)

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!😊


公益財団法人沖縄県文化振興会は、沖縄県の文化の振興を図るとともに多様な文化の創出を図るため、県内の文化団体が実施する文化活動に対して助成を行う事業を実施しています。


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