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夏至だから、2の境界線について。

6月21日は、夏至です。
夏至とは、二十四気の一つ。
太陽が最も北に寄り、北半球では昼が一番長い日。
北極では太陽が沈まず、南極では太陽が現れない。
陰陽論における「陽極まりて、陰と転ずる」時。

「ぐにゅ」っと変わる時ですね。

春分や秋分は変わり目ですが、
陰と陽のバランスが整っている時なので
気分的には穏やか。
夏至と冬至は、がらっと、そして
次元がぐにゅっと変わる感じ。

2という数は、まさに陰陽の意味もあり、
天と地、男と女、光と闇、朝と夜、善と悪など
様々なことの対の関係性も表している。

そして、私とあなた、私の国とあなたの国、
こっちの土地とあっちの土地というように
お互いの前に横に線が引かれている感じ。

さらに、2本の棒が立っているところの間に
目に見えない境界面があって、
外界と内界、こっちの世界とあっちの世界を
分けている。
簡単に言うと、
神道でいうところの神社の鳥居がわかりやすい。
鳥居をくぐった途端に、空気が変わった、と
感じるのも、そのせいだと思う。

先日、誘われて富士山の麓のいくつかの浅間神社と
山神社、諏訪神社を訪ねた。当然のことながら
いくつもの鳥居をくぐったのだけれど、
結果的に、一番気持ちよかったのは、
神社の本宮の裏側の森を歩いていた時に
木々の間を何度も抜けて歩いていた時だった。
あーーー、幸せって、思っていた姿を
友達が撮ってくれた写真が、トップ画像。
私の外側に、ハート型に光が包んでくれている。

夏至には、鳥居をくぐってみるのはどうでしょう。
ある場所は、茅の輪もいいかもしれない。
そして、散歩でもして、
2本立っている木の間を通ってみるのもいい。
その時、これまでの陰なものを拭い、
陽のエネルギーを纏うような気分で。

ぐにゅっと変わる世界は、
あなたの望んだ、幸せで心穏やかな世界でありますように。

*以前書いた、2についての記事はコチラを。



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