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フォルダとファイルの命名のコツ

フォルダとファイルの命名はどのようにしていますでしょうか。社内もしくはプロジェクト内でルールを決めることで検索性やファイルを探す時間を削減できます。今回はフォルダとファイルの命名に関して説明していきます。

フォルダ・ファイル命名

①表記を統一する

表記を統一化します。

例えばファイル名に「PC」と記載するときに「PC」「ぴーしー」「パーソナルコンピューター」などさまざま表記をすることができます。表記ゆれにより検索しても見つからないことがあると思います。

この表記を社内もしくはプロジェクト内でルールを決めて統一することが大事です。

②階層を意識する

階層化を意識して、フォルダ・ファイルを作成します。大分類 > 中分類 > 小分類の順に分類することが大切です。

③名前や目的は短く

略語を使用

英語で書く場合には一般的に知られる略語を使うことでファイル名を短くすることができます。

使える文字

使用できる文字は表記と統一化するために文字の種類も制限します。全角英数はフォルダ名が長くなるので使用しません。

  • 全角漢字

  • 全角ひらがな

  • 全角カタカナ

  • 半角英数

使える記号

記号も基本的には全角は使用せず半角を使用します。

  • 「ー (全角ハイフン)」ではなく「- (半角ハイフン)」

  • 「、(全角句読点)」ではなく「, (半角カンマ)」

  • 「() (全角カッコ)」ではなく「() (半角カッコ)」

④ファイル名の先頭は番号or日付

フォルダ・ファイルの先頭には番号か日付を入れることで、並べたい順にソートすることができます。
例では番号は3桁にしていますが、2桁以上であれば問題ないです。日付はフォーマットを統一してyyyymmdd形式にするのが良いでしょう。

例)

  • 001_abc

  • 20211231_def

⑤ルールを明確にする

一番重要な点です。上記で記載した内容などを社内でルール化すること・ルール化したら社内に周知するなどする必要があります。そしてルールを守ってもらえる仕組みを作成するのも大切な点です。(テンプレートを作成する等)

例)

  • 株式会社の表記を(株)とする

  • 第一四半期は1Qとする

  • つなぎ記号は「_(アンダーバー)」を使用する

  • 禁則事項をまとめる

    • スペースは入力しない。

    • コンピューターが作成したファイル・フォルダーは触らない。


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