邪な気

ここでは以下のように定義する

①人体から発する
②人（他人・自分）に仇なす
③有形無形、測定の可否、科学的な見地を問わない
④あらゆる現象

己の気や
他人の気
場の気

それが邪悪な否かはとても簡単にわかる

ただし、ここでお話するのは、

高次元
遥か遠くの未来
理想郷

現在よりはるかに人類にとって素晴らしい地点
から見た　邪気の判定方法であり、

身近な邪気うんぬんは、
相性や相対的な感じ方で決まるため、

たとえばAさんから感じるBさんは邪気まみれだけども、
CさんからはAさんもBさんも邪気まみれな存在

だとか、

AさんBさんCさんが　「気が合わない」ことによって
邪気のように感じる

など、ようは

ドングリの背比べ
あるいは自己正当化として邪気の概念を用いている

ということがほとんどだ。

ほとんどのヒーラーや聖職者やそれに類する人達は

それらを一つ一つなんとかしようとしたり、
なんとかできると吹聴して

自分より低い人達を相手に
自分からみた「邪気」を定義して

それが世をよくできると思ったり
お金稼ぎをしているけども

これらをどうにかしても
ちっとも、なーんにもよくならない

ねえ、どうせやるならさ。

できる限り最高の到達点を目指してやろうよ。

自分に分かる範囲の都合の良い定義じゃなく

人類の最高の英知に近いところから

己を含めて改めようよ。

ようやく本題。

この前話した「相いれない」を見極める知恵が
こういう時にも役立つ

質問です。

邪気と最も相いれないものは何か？

漢字二～三

様々な答えがあると思います。

陽気
正気
元気

無邪気
無私
無垢

愛情
調和
理性

正義
公正
平等

自立
自律
覚悟

神聖
清廉
敬虔

きっとどれもそれらしく感じることでしょう。

どれも「間違いではない」
つまり正解といえるものですが、

そこにははっきりと次元の優劣があります。

そこには人それぞれなどでは済まない

明確な差があるのです。

先程あげた言葉のすべてが、

いわゆる「プラスの概念」であり、

大雑把に邪気の反対側にあります。

ただし、全てが邪気と両立しえます。

「無邪気」は定義上の対義語でありますが、
実際の使用法からみた無邪気と言われるものは

邪気と両立しえる都合の良い使われ方をしているため
実態として邪気の反対側とはいえません。

邪気と９９％相いれない概念が

現代人の次元でも捉えられる概念で存在するのです。

ドングリの背比べや
差別の道具
相性の問題
自己正当化

などで邪気や
いいもの悪いものを語るのではなく

決して相いれないもの

たったそれだけで

その人
その場
その思念

が

未来・理想・目指すべきもの

からみてどれだけ邪悪であるか
足を引っ張っているか
害を与えているか
負であるか

を一瞬で測ることができるのです。

その視点でみたとき

残念ながらこの世の９９％のものが

邪気であることが明らかに感じられ

そのどこにも人間を荒廃に追いやるものであると知るのです。