愛する気持ちを殻の中に
閉じ込めて

中国やアメリカで流行っている
タニシ麺のお店が出来たと
聞いて行ってきました。

螺友 2021年9月オープン。
広西チワン族自治区の名物
タニシ麺がウリの螺蛳粉専門店です。

店名の螺友は読み方はググると
”ラユウ”と”ラ・フレンド”と
2つ出て来るんだけど
どっちが正解なんだろう？

高田馬場・さかえ通りに新しく出来た
スタイリッシュなビルの中にありました。

1階は中国の食材店、
3階はウズベキスタン料理店が入っており
国際色豊かなビルです。

お目当ての螺友は4階にありました。

まるで屋根裏部屋のようなお店で
L字型のカウンター席のみで6人入れば
いっぱいになるコンパクトな広さ。

男性シェフと若い女の子の2オペ。
2人とも福建省出身だそうです。

螺蛳粉は広西チワン族自治区では
良く食べられていますが福建省では
そんなに食べられていないみたい。

メニューは紙ではなく
QRコードで読み取るタイプ

写真は表に出ていた看板ですが
タニシ麺だけではなくザリガニの麺もあり、
螺蛳粉専門店と銘打っているけれど
いろいろ楽しめます。

招牌螺螄粉
1080円

ふぁ～！四角いどんぶりに
様々な具材たっぷりの麺料理が
出てきました。

ゲテモノを食べる気持ちで
挑んだのですが予想以上に美味しそう...

ひと口スープをすすると

美味しい！

独特な匂いや雑味はありますが
出汁とスパイスが効いて
酸味があるスープは野性味あふれる美味しさ。

好き嫌いは別れるかもしれませんが
クセモノ好きなじょいっこは好み！

普通の辛さにしてもらったら
ピリ辛程度なので辛いのが苦手な人でも
楽しめるレベルだと思います。

麺はライスヌードル。
ツルツルもちもちで
のど越しが気持ちよい。

この黒いのがタニシなのですが
佃煮のように味付けされていて
噛みしめると旨味が出て非常に美味！

発酵したタケノコやきくらげ
揚げた湯葉（？）、ピーナッツ
青菜など具沢山で
様々な食感が口の中ではじけて楽しい！

甘さや酸味や辛さの卓上調味料で
味変するのもまた楽しい♪

お友だちが食べていた
汁なしの麺もおいしそうでした。

や～！独特でしたが美味しく好みでした。

なんと！
隣の席でたまたまこの店のオーナーさんが
食事をしていたので
聞いたらオーナーさんは香港の人。
30代の若い青年！

「日本人は新しいものが好きなので
きっと流行るだろう」と
睨んではじめたそうです。

その感度とすぐに実現化する
バイタリティが素晴らしいなと感心。
また新しいものが流行ったら
お店を作るんだろうなと感じました。

これからも面白いお店が
出来ることを楽しみにしています。

愛する気持ちを閉じ込めすぎて
そのまま恋が終わってしまう
なんてもったいない
好きなら好きって
素直に言わなくちゃ
フラれることは次へのステップ
怖がらずに殻を破ろう
酸っぱい恋の引きこもり
高田馬場駅から261m
螺友