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私の読書遍歴

 読書って、楽しいですよね。自分の世界を拡げてくれますし、何より知的好奇心が満たされます。
 今でこそ家庭生活や資格勉強のためペースダウンせざるを得ない状況なのですが、それでも少しは読まないと落ち着きません。
 「本棚は人を表す」という言葉もありますので、自己紹介も兼ねて私の読書遍歴を記録に残します。

ハリーポッターと出会う(中学)

 中学も卒業間際と言う所で、母親がハリーポッターを買ってきてくれたのが活字中毒のスタートだと思います。それまではゲームとプラモ、時々部活で本なんてロクに読んでなかったんですよね。読んでいたのは、原ゆたか氏のお化けシリーズくらいでしょうか。そんな中坊を夢中にさせてしまうのですから、やはりハリーポッターの魔力はすごいですね。

歴史小説・時代小説にハマる(高校)

 J・K・ローリング氏のお陰で読書習慣が身についた私が次に手を出したのは三国志演技。思い切り真・三國無双の影響です。ただ、何も考えずに書店で「三国志」と表紙に書かれた本を買った結果、読み進めることになったのは北方謙三氏のハードボイルド三国志。好漢達の熱い三国志ですが、ちょっと高校生には刺激が強かったですね。

 お小遣いの中で本を買っていたので、基本的にブックオフや町の古本屋の100円コーナーで買えるものを読んでいました。吉川英治氏の作品(「新・平家物語」が一番好きです)や池波正太郎氏の「剣客商売」シリーズ、小説/エッセイだと清水義範氏や宮本輝氏が多かったです。

ローマ人の物語とハウツー本(大学)

 文庫化の恩恵で、自分が大学入学する頃には塩野七生氏の「ローマ人の物語」も100円で手に入るようになりました。もう本当に面白くて夢中になって読みましたね。
 その流れで哲人皇帝マルクス・アウレリウス著の「自省録」にも手を出し、こちらは座右の書となり年に1回は読んでいます。まだまだストイックには程遠いですが。

 また、学生になって己の低コミュ力を痛感する場面が増えてきましたので、PHP文庫(※)のハウツー本をかなり読みました。「聴く力」についてはトーク力のない自分との相性が良く勉強になり、社会人となった今でも活きている気がします。恋愛テクニック本(黒歴史)はサッパリ役に立ちませんでしたが。
※全巻あるんじゃないかってくらい、大学図書館はPHP文庫が豊富でした

専門書とビジネス書(20代前半)

 新社会人1年目の時点で技術職公務員への転職を目指していたので、試験関係の本を読み漁りました。社会人で本にお金を使えるようになったこともあり、学生時代より読んだんじゃないかって気もします。

 また、仕事で悩んだことがあればすぐに関係する本を読みましたね。リーダーシップに、新人教育とか、コミュニケーション等。名前を出すまでもないだろうって程の名著ですが、カーネギー氏の「人を動かす」「道は開ける」がお気に入りです。

The Harry Potterと金策の書(20代後半〜)

 この時期は英語の多読をしていたので、簡単な洋書を読むことが増えました。ここで、昔ハマっていたハリーポッターに戻ってきます。個人的に日本語版以上に面白かったですし、Jim Dale氏の音読CDがこれまた良いんですよね。
 チャールズ・ディケンズ氏の「クリスマス・キャロル」もよく読んだ(読んでいる)一冊です。最後にスクルージが生まれ変わる場面も好きですし、ティム坊やの所は毎回泣きそうになりますが、特に好きなのはマーレイの以下の台詞です。

Business! . . . Mankind was my business. The common welfare was my business; charity, mercy, forbearance, and benevolence were all my business.

A Christmas Carol

 日々の忙しさに忘れかけてしまうこともありますが、この言葉を胸に毎日過ごせたらと思っています。

 また、幸いにも家庭を持つことが出来たので、人生設計やお金、妻の機嫌を取る方法といった本を読むことが増えてきました。


 以上、私の読書遍歴になります。少しでも皆さんに楽しんで頂けたなら幸いです。ご覧いただき、ありがとうございました!

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