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自己評価を少し上げることで、自身の行動が大きく変わる #5

最近、自宅の近所にある、行きつけの魚屋さんが閉店した。

お店の大将は、「兄ちゃんよく来てくれてたのに、ごめんな。力不足で閉店することになってしまって。本当に残念ですわ。」と、申し訳なさそうに話していました。

今日はそんな閉店の話から、考えが巡り巡って、

「自己評価を少し上げるだけで、自身の行動が大きく変わる」

と、考えるに至ったことを書き残したいと思います。


美味しいお店が、生き残るとは限らない

このお店の提供する商品(刺身、煮魚、焼魚、海鮮丼など)は、僕から見れば、どれをとっても、近隣の他のお店と比べて鮮度が良く、「美味しい!」と心から思えるもので、週1回以上必ず足を運んでいました。
旅先で海鮮丼を食べても、「大将の海鮮丼の方が美味しいな。」と思うことも、度々あったくらいです。

そんな大好きなお店であったため、閉店するなどとは全く考えておらず、店仕舞いの話を聞いたときは、大変ショックでした。

大将は、「商売は甘くないですわ。美味しいものを手頃な価格で提供している自信はあったけど、年間赤字やったからね。」と話していました。

その価格は安すぎないか?

大将の信念は、「美味しいものを、できるだけ手頃な価格で提供したい。」というものでした。

僕は顧客としては大変有難かったですが、提供される商品の質を考えると、「他のお店で同じ額を払ったら、もっと量も少なく鮮度も落ちるのに、こんなに安くて大丈夫かな?もう少し価格を上げて貰っても、全然良いのにな。」と度々思っていました。

僕はサラリーマンのため、小売業の経営を理解している訳ではありませんが、今回の閉店に際し、やはりもう少し、「商品を適正な価格で高く売る」ということができたら、結果も違ったのかもしれないな、と思いました。

「手頃な(安い)価格で良いものを売る」という考えは、無批判に賞賛されがちですが、僕は、「良いものは、自信を持って高く売っていい。」と思います。

自己も低く評価していないか?

そして、自ら提供する商品に、「安い価格」を設定することだけなく、自己評価についても、「低く評価する」傾向がありはしないかと考えました。

例えば、「自分にはnoteに発信できるような内容はない。」と考えることもそうですし、日々の仕事においても、「自分ではできない。」と諦めてしまうことも、これに当てはまるのかなと思います。

実際には、潜在的にできる可能性を秘めているかもしれないのに、自分を低く評価してしまったがために挑戦せず、自分で可能性を狭めてしまっていることが、無自覚なだけで、多々あるのではないかと感じました。

小さな評価の上乗せが、大きな行動の変化となる

僕の場合、noteの発信は半信半疑でスタートしましたが、今のところ細々と続けられています。発信を始める前は危うく自分を低く評価し、「自分にはどうせ継続できない。」と決めつけてしまうところでしたが、「とりあえずやってみたらできるかもしれない。」ぐらいの気持ちで、少しだけ自己評価を上げて、一歩を踏み出すことができました。
その少しの自己評価の上乗せが、僕の行動の結果を変えたのだと思います。

「noteで発信したことがない自分」と「noteを発信し続けている自分」。
自己評価を少し上げただけですが、その結果は、大きな行動の変化となって現れたと感じます。
そのため、今回のことに限らず、自身の評価を少し上げて日々を過ごせば、自身の行動が変わり、以前よりも前進できる毎日を送れるのではないかと感じました。

行きつけの魚屋さんの閉店の話から、大分話が飛んだ感じがしますが、ふとそんなことを考えました。
ちなみに、魚屋の大将は今後、卸売市場での就職が決まったそうです。
夜勤で大変とのことですが、どうか、身体をお大事に。

ここまでお読み頂きありがとうございました。
おげんぷ、でした!


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