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#005_無職で年越しを迎えることに、変に興奮している50代オヤジの脳内

フリーライター・編集者として独立しました!

と、いろいろなところで宣言してみました。
そうすれば、長く続けてきた会社員という身分と決別できるかなと思ったからです。

要は、本当にフリーでやっていくことに覚悟も自信もない自分を
なんとか奮い立たせ、変えていきたいと思ったのです。

しかし!

自分で自分が嫌になるくらい、
口先だけの塩っぱい輩であることが次々に露呈され、
それを受け入れるのがキツい状態になっております。

もうちっと、できるやつだと自己評価をしていましたが
これが5段階評価だったら、2ですね。
限りなく1に近い2。

実際、フリーの仕事で稼いだ金額は
会社員時代の1/10以下!

「まだ始まったばかり。これからだって!」
とレモンサワーを飲みながら、一人静かに闘志を燃やしていましたが、
配偶者から、
「毎月決まった収入がある人が普通に暮らせる世の中になっているんだよね」

「保険も年金も会社がある程度負担しようってシステムを享受しないって何?」

「会社員でない人たちの生き方に憧れるのも、真似するのもいいけど、
あなたにはその覚悟も、才能も、努力もないのをどう考えているのか?」

「金を稼ぐために何でもする覚悟もないくせに、俺はライター・編集者だからって、言ってる意味がわからんわ!」

などなど、ド正論を投げつけられ、グゥの音も出ない。。。。。

そんなふうに日々は過ぎていき、今年もあと一週間。

無職で年越しなんて経験したことないので、
なんか無性に落ち着きません。

自分の人生へのヤバイ感がハンパありません。

不安と笑いは表裏一体なのかもしれませんが
こんな年末は初めての経験・・・・?

いや、待てよ待てよ。
これって貴重なことなんじゃないか?

いやいや、冷静になれって。俺。
やべえぞ。
金がねえのに、どうやって家族を養う?

なんでもいいから職探して金を稼いでこいや!

結局「俺って結構すごいやつなんじゃね?」みたいな気持ちを捨てきれずにいるだけなんですよね。

でも、それがわかっていたとしても
「俺はそういう人間で〜す」と言って、笑ってごまかしながら生きていきたい欲望があるので、赤字が常識のライター仕事を探しながら、ちょこちょこ就職活動も続けていき、自分にとって幸福度が高い方に流れていきたいと思っています。

なんか、いい歳こいて、バカだなぁと再確認しました。

やれやれ。

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