いったん中断するという選択肢
この春、希望どおりの進路となった方、ならなかった方、いろいろいらっしゃると思います。
ここでは、ならなかったほうの、うまくいかなかったときの考え方をご紹介します。
中断という選択肢
大人には、
進める(うまくいく)、
止める(中止)、以外に、
いったん止める(中断)、という選択肢があります。
これを若い人たちにも是非知ってもらいたい。
中断って便利なのですね。止めるわけじゃない。でもいまはしない。頭の片隅においてるから、それまで使ってたもの全部とっといてよし。
でも使わない。
だから新しいものを買ってきていい。どんどん新しいこと始めていい。知らなかったこと、見たことないことを取り入れて、前に進んでみる。時間にして、2週間〜3ヶ月ぐらい。
それで楽しかったらそのまま続けたらいいし、つまんなかったら、中断したことを再開させたらいい。
3ヶ月でなくて、1年や2年でもいい。自分の気が済むまで、ずっと中断でもいい。
中止じゃない
やめるんじゃない、中断だから。再開する選択権は自分の手の中にある、と思うと、ぜんぜん悔しくない。
本当は、めちゃめちゃ悔しがったり、大声で泣いたり、わーわー叫んだりしながら、何度も何度も挑戦しつづける方が正解なのかもしれない。
でももう一度やるのなんてしんどい。かと言って止めるのって辛い。辛すぎる!!
だから、そのどちらも選ばない、中断って選択肢をお伝えします。
効果
中断しているうちに忘れる、という効果もあります。忘れなくて再開することもあるし、それは希望に対する自分の思い入れの深さ次第。
中断、という選択肢を覚えてください。教科書に書いてませんけど、とっても便利な作業です。そして気に入っていただければ使ってみてください。
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