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災害に備えておこうー番外編

ここまで、私の大地震の経験談や備蓄品の紹介をしましたが、その時に体験したorその後に見聞きした有益だと思われる情報を列記します。

●被災地での電話
2つ前の被災エピソードで書きましたが、中越地震で新潟市内で被災した私。自宅は関東地方なんで、揺れが収まった直後にウチにいる家族へ直ぐに電話しました。どの位のタイミングかというと、テレビのテロップの速報で『新潟で大きな地震発生』と出た直後位の早さ。ですから、揺れが収まって2分ってトコでしょうか。
「新潟市内でかなり揺れた。俺は無事。暫く電話は通じなくなると思うけと、心配しないで。こちらは大丈夫。」
と連絡したんですが、実際に再度通話出来たのは翌朝でした。

激しい揺れに遭うと、携帯電話の基地局もダメージを受けます。が、基地局自体にバッテリーがあれば、数時間は通話が可能な場合があります。もしも出掛けた先で被災したら、手短に親族等へ電話で無事を知らせるのはアリだと思います。メールやLINEもアリだけど、やはり声が聞けたら嬉しいし、何より安心出来ますから。

●LINEのアイコンで無事を知らせる
同じように、大きな地震が発生した際、震度6弱以上だと安否確認が出来るアイコンが現れます。設定方法等は下記リンクを参照してください。

https://guide.line.me/ja/features-and-columns/emergency-tips.html

LINEは2011年から始まったサービス。幾度のアップデートを経て、安否確認アイコンが実装されたそうです。使ってる人は、災害時伝言板(171)と合わせて設定すると、やりとり無しで見てる人に無事/被災を伝えられます。

●アイラップ
普段から使ってる人も居るかもしれませんが、袋タイプのラップが販売されてます。これ、結構使えますよ。


これなら、火と水と鍋などがあればアイラップを使って炊飯も出来ます。炊いたご飯で塩おにぎりを握ろうとしても、アイラップの中に塩を振りかけて握れば、素手で握らなくても作れます。これなら多少汚い環境下でも衛生的に調理出来ます。袋自体は少し小さいですか、入る大きさの紙皿を入れて使えば、食器を洗う必要も無くなります。これで節水も可能になります。勿論、適当な大きさのラップがあれば、それでも代用が可能ですよ。

●簡易的に暖を取る
これは本気で知らなかった知識でした。ロウソク等の火種を置いて、その上から植木鉢(プラスチック製はダメ、陶器のもの)を被せると、簡単なストーブになる、というもの。勿論、風向きや風を取り入れる通気孔を考慮しなければなりませんし、ロウソクも平らなモノが好ましい、等多少条件は厳しいかもですが、比較的簡単に暖が取れそうな仕掛けです。植木鉢がなければ、土鍋等の陶器でも代用可能とのこと。考えたらこれ、セラミックヒーターの仕組みなんですよね。


こんなトコかな。また何か追加があれば適宜書き足します。


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