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子供がゲームより読書好きになる方法

私には、小学生低学年の娘がいます。
いつの間にか読書をしていない日がない子供に育っています。
月に5冊は何かしら読破しています。
クリスマスプレゼントに任天堂Switchとポケモンのソフトを贈りましたが、親が設定した1時間のゲーム時間も週末にしかしないような子供ですが、読書は毎日しています。
どうしてこれほどの読書好きになったのか?
親として心掛けていたことを列挙してみます。

①乳児期
子供が産まれて、すぐに絵本を選んで毎月2冊送ってくれるサービスに登録しました。
このサービスは子供が自分で本を選べるようになった最近までお世話になりました。
幼児期に何を読み聞かせたらよいか分からない場合、とても有効でした。
最初は、絵を見ているだけでしたが、ベビーサインができるようになると、もっとと催促されるようになりました。
また、周りのママ友たちが子供ウケの良い絵本を教えてくれるようになってからは、借りてみて、子供が興味を持ったものは近くの本屋から購入して読み聞かせました。
絵柄が好きだと何回も読んでと催促されるので、同じ作家さんの絵本を何冊か購入して読み聞かせました。
効果のほどは、はっきりとは分かりませんが、他の子より言葉を発する月齢が早かったのは覚えています。

②保育園時代
3歳になり子供を保育園に預けるようになっても配本サービスの絵本を寝付けの際に読み聞かせしていました。
その頃から、保育園で呼んでもらった絵本の話をするようになり、シリーズものの場合、その作家さんの他の絵本を読みたいというので買って読み聞かせしていました。
アンパンマン期でしたので、アンパンマン関連の本もその頃から読むようになりました。

3歳半の頃から、気に入った本の内容を一言一句暗記していまい、声を出して本のページを繰る様に祖父母も驚いていました。

4歳を過ぎると、ひらがなはだんだん読めるようになり、寝かしつけ以外の時間は自分で黙読するようになりました。

5歳になる頃から、教育テレビや所ジョージさんの番組の影響から図鑑に興味をもち図鑑も読むようになりました。

6歳の時は、鬼滅の刃のアニメから始まり、映画を観たいというので、2回も映画館に行き、テレビ番組も録画して鑑賞するくらいのめり込んでいました。私も、単行本を買い読んでいましたが、脇でその漫画を子供も読むようになり、驚きました。ルビのない台詞も脇で読み方を訊きながら全巻読破して何周もしていました。
寝かしつけの読み聞かせはこの頃からしていません。

③小学生入学
この頃からポケモンに興味を持ち、図鑑を自分で購入して読むようになり、ポケモンをほとんど覚えていました。ちなみにプリキュアは1年で興味を失ってしまいました。
学校の図書館や学童クラブで本を読むようになり、図書館から本を借りるとすぐに読破してしまい、新しい物語を読みたいという欲求が出てきたのがこの頃からです。

1年生の後半ごろから、シリーズもののライトノベルに興味を持ちはじめ、貯めていたお年玉を使い定期的に自分で買って読むようになりました。
それほどお金を渡していないので、読み進めるうちに親が続きを買い与えていました。

2年生になると、ルビがない小説も読めるようになり、現在に至っています。 

🔸読書好きになった環境
以上のような経過を辿っていますが、考えられる環境を最後に挙げます。

◯子供が要求しなくなるまで読み聞かせを続ける
親は大変でしたが、飽きるまで読み聞かせました。YouTubeはほとんど見せませんでした。
乳幼児期は教育テレビとNHK、民放は教養番組とアンパンマンだけ(例外は、私が観ていた鬼滅の刃)
小学生に上がってからポケモン、プリキュア、最近はちびまる子、クレヨンしんちゃんも見ています。ドラえもんは学童で漫画とライトノベルがあるからいいと子供に言われ、プリキュアは飽きたから見なくなりました。

◯常に本がある環境にする
金銭的には年に数万円かかりましたが図書館はほとんど利用しませんでした。
本が常に手が届くように専用の本箱を設置しました。
読み飽きた本、年齢が合わなくなった本は、年に一度子供と断捨離し、痛みが少ないものは買取へ、査定外のものは寄付して処分しました。
趣味が偏らないように配本サービスを利用したことはよかったと思います。
漫画は禁止しなかったです。最初が鬼滅の刃は衝撃的でしたが、今は、ねこねこ日本史、ちいかわ、偉人の漫画を読んでいます。

◯親も読書している姿を見せる
私は、仕事がら専門書や経済誌を毎日読んでいます。
寝そべりながら読んでいる背中の上や脇で子供は読書しています。親が何を読んでいるのか子供は興味があるようです。最近は何を読んでいるのか教えてと言われ、一節を音読すると、わからないと引かれますが。

これが実体験に基づく考察です。


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