「山本ルンルン」さんの描く漫画が好き。

その昔、日曜日になんとなくテレビを見ていたら、「マシュマロ通信（タイムス）」というアニメがあっていて、絵柄の可愛らしさに一気に好きになり、漫画まで買ってしまいました。

フルカラーで、うすーい本です。
ちょっと高い。
朝日小学生新聞で連載されていたそうです。

「マシュマロ通信」は、マシュマロタウンに住む小学生のサンディと、生きたぬいぐるみ　クラウド、サンディの家族や学校の友達との話です。　子ども向けな話ですが、子供特有の軽薄さや残酷さもあり、いいことばっかりな綺麗事だけではないよ、的な話もあります。

キャラが濃くて、大体みんな自己中です笑
クラウドがカワイイ。

私のお気に入りキャラはジャスミンです。
美しくいるために、ひたむきに努力するところが素敵！！女王様キャラだけど、お母さん思いだし、やる事が格好いいです。

子どもたちも、好きでよく読み返しています。
これからも大事にしていきたい漫画です。

↓こちらも小学生新聞に連載されていた漫画です。

私は「オリオンストリート」の方が好きです。
小学生のスモモとミドリの話ですが、毎回
スモモにムカついて、ミドリの器の大きさに感心させられるお話。

お友達のヨモギちゃんがお姉ちゃんとケンカして、お姉ちゃんムカつく！！って言ってるのに、お姉ちゃんが迎えに来たら、普通に会話して帰っていく。というシーンがあって、スモモが驚くんですが、あれは私もスモモに共感です。　

私も一人っ子だから思います。
兄弟ってなんで、あんなにすぐ仲直りできるの！？

スモモはミーハーで、ギャルで、見ていてイラッとします笑　根は悪い子じゃないんですけどね。
しかしミドリが本当に素晴らしい。　
達観していて、スモモのよき理解者で、「おばあちゃん」みたいです。私も小学生の頃、ミドリみたいな友達がほしかったなぁと思います。

登場人物の服装も、インテリアもかわいいです。

「メルヘン横丁」は大人向けのブラックな作品です。
「何でも屋」を営んでいる魔法使いのポピーシードと、周りの人たちの話。
悪い人出てきます。

山本ルンルン先生の作品の魅力は、かわいい絵柄と辛口なお話のギャップだと思います。

どうしようもないダメな人も出てきます。
でも、この絵でかわいく見えます。

だから、リアリティがあって、ダークな話も軽く読めます。

あと何回も言ってますが、絵がかわいい。
60年代っぽいカラフルでポップな感じです。
ツィッギーやイーディ・セジウィックの世界観です。

長文、お付き合いいただきありがとうございました!