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 昔話が ふと そこにいて。

なあ きいてくれへん?
人生で 怖いもんってなんやろ?
ようけあるけど ほんまにこわいもんってなんやろ。
小さい こわいもんって あるなあ。
仕事のミスでいえば 経験則的に思わず働く自己防衛の末
ちょっとの妄想が大きくふくらんでそれが えらい 
こわいもんに見えて 怯えるってこと ない?
 わかってんねんよ。どうしたらいいか。リスク対策 コンプライアンス。
解決策や正解は みんなわかってんねん、

でもな ふたつの道の前で迷ったの。同じ痛い思いをするなら それは
自業自得やとしても どれだけ 小さく済ませられるかって姑息な考えが
頭をよぎってしまってん。
そして 自分のなかでその思いが溢れて処理できなくなってな
。。。
当然 その道に 長けたひとに話すのがいいことはわかってんねんけど
話せないときってあるやん。とにかく 怖いもんにであったと思っちゃった。
 それを書いたのが この「小さくても」。

 

有料だから これについて 共有できないから 書くのに気が引けるけど ごめんなさい。。スルーする方は してください。。

なぜ 書いたかっていうとね
ある晩のラジオから流れて来たお話しを聴いて 書きたくなったの。
あなたに聴いてほしいななんて思ったの。それは 昔話、とくに口伝えで語られる昔話の魅力を研究しひろめておられる小沢先生のお話し。


上の記事では 語られてないかもしれないけど、 特に 先生の紹介されたグリムの昔話は おもしろかったの。
まるで そこにあるようなおはなし。
先生のお話しを聴いててはっとしてね。
こわいもの ってなんやろって。
このグリムのお話しは 長い人生をかけて こわいもんを探してまわる男の話。
残酷な場面も語られる。
死や殺害の場面が 映像のように見える。
結末は 「え?そんなこと?」みたいで すかされるという感じを
持ったけど そんなものかもしれへんよね。
 このころ よく同僚が使う言葉。
  「いのちまでとられへん」
  「死にゃあ せんよ」
そうやんな。いのちを賭けるようなものってそうはない。特に仕事では。
ミスった時の対処の仕方。正直者がいい。
体裁とエゴとがこわさを増幅させるだけだというのは みんな知ってる。
それに 相談する人を選ぶことも。 依頼心が強い私は 思わず ひとりで解決したり堪えることから逃げて 一番近くにいるひとにきいてしまうけど 例え 正論であっても 受け止められない時ってあるねん。しかも 正論だけに 辛すぎて もう 黙り込むしかなくて。しばらく もやもやしてて。。相談者を選ばなかったのも エゴから。。
そのことに精通しているひとに訊いて なんでもないことやと分かった時の
安堵感はあるけど 自己肯定感は駄々下がり。。
 あのこわさって なんやろってね。
予想してたことだったこともあるんやね。だから こわかったんだ。
 そんな時の小沢先生のお話しは なんか タイムリーやってん。

仕事のこと 細かくは書けないけど ああ 人生って…と今更におもってね。
 三年ねたろうのぼくの行く末。
こわいもんを習いにいった男の最後の笑えるお話し。
ほんま ふとあなたにお話ししたくなったひとときやってん。
おとろしいことも みんな 昔話にある。
ぬくいお台所で 聞かせてみたいな。昔話。
あのこに。きっと救われること あるよな。。

最後まで 聴いてくれて ありがとうね。

  夜更けて あなたへ。・・
  あたかも こわいもんを探しにいってるようなおばちゃんより。

もし 心に留まって下さったら、、、本を出すと言う夢に使わせていただきます。