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日本の郵便すごすぎ


通販で推し活用バッグを注文した

病気が寛解してから推しのライブに行く機会が増えた。
しかしそういったライブはとにかく荷物が多い。
うちわ、ペンライト、飲み物、推しのぬいぐるみ…

私が持っている中で一番大きなバッグは金持ちの親戚から譲り受けたコーチのスパンコールがびっしりついたバッグなのだが、如何せん超絶重くて自立もしないため、ライブ向きではない。その次に大きなのが仕事用バッグでA4が入るサイズ。革製で重いし、うちわも入るが肢が大幅に飛び出てしまうのが悩みだった。

そこで思い切ってうちわがすっぽり入るのが売りだという
「推し活用バッグ」なるものを注文してみた。

しかしそこの通販サイト、少し特殊な発送形態を取っていて注文詳細ページの見方がよくわからなかったので問い合わせた。すると親切なことに問い合わせの回答だけでなく、回答メールをくれたその日に発送した旨まで教えてくれた。
なんて親切なんだ。

メールが来たのは土曜日。発送地は神戸。
これはまだまだかかるなと悠長に構えていた。

玄関に出て軽くキレる母

週明けの火曜日ドアチャイムが鳴った。
「郵便局です。ゆうパックでのお届け物です」

母と私は家ではいつもいい加減な格好をしていて、
すっと玄関には出られない。

特に母は髪をピンで止めまくっていてそれを気にしているらしく
「これで出てもいいのかしら…」と悩み出した。
「誰もみてないよ、ヘアピンなんか。」と返した。

戻ってきた母は
「アンタ、誰もみてないなんて言いながらアンタの荷物じゃないの!」
軽くキレていた。
私の荷物が?
こんなに早く届くわけないと思っていた。
1週間くらい余裕でかかるものと思っていたが、わずか2、3営業日で到着した。

出身地の郵便事情

現在はもっと早くなったようだが、私が暮らしていた90〜2000年代は手紙1通同じ市内に届くのに3〜4日くらいは最低限かかっていた。まあ、田舎だったし、機会で仕分けもしていなかったのだろうと思う。

現在はどのくらいかかるものだろうと疑問に思い、少し調べてみた

このサイトによると本土は「投函日+1平日」と言われている。
つまり例えば土日を挟むとさらに+2日になる
北方の島(日本でいう「沖縄及び離島」)への郵送も更に+1日程度と言われている。
ちなみに荷物類は投函日+4平日とのことだ。

料金については普通郵便が0,80€、つまり¥100ちょっとで、ハガキは0,60€ 、¥75くらいといったところのようだ。

税金が絡んでいるのか、日本とあまり変わらないが若干高い気もする。

日本限定?年賀郵便

日本に来て驚くのが年賀はがきのシステムだ。
年末になると年賀郵便を投函するための場所がポストに設けられて、元日になると所帯ごとに輪ゴムで束になってそれらが届けられる。
「何が何でも元日に届けなければ」という気迫を感じる。
いかに日本人にとって正月が大事か考えさせられてしまった。

ちなみに私の地元では年賀状は送らないがクリスマスカードを送る。
しかし日本のようにはいかない。
クリスマスカード専用の投函口なんて存在しないし、いつ頃送ればいいのかというと、クリスマスの季節は大変混み合うので1~2週間くらい見て送る感じになる。クリスマスになると郵便が全て遅れるのだ。もちろん12月25日に到着するはずなんてない。
なぜか。
配達員が休みだからだ。
クリスマスは何が何でも休みなのだ。宗教的に重要な休日である。その日付近にパラパラといろんな人からクリスマスカードが届くのだ。

「時間ぴったりに、効率よく」
負担は大きいだろうが、これは日本にとっての大きな財産なのだろう。

#郵便 #日本郵便 #帰国子女 #元帰国子女 #文化の差 #カルチャーギャップ

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