図書のプロが選んだ犬の本、約300冊 動物の本棚(13)

『図書館司書 32人が選んだ犬の本棚~犬に寄り添い、犬を掘り起こす291冊~』
高野 一枝編  郵研社
この本は、図書のプロである図書館司書たちが選んださまざまなジャンルの犬の本が紹介されている一冊です。
図書のプロたちが選んだだけに、エッセイや小説だけでなく、犬についてのノンフィクション、研究所、歴史、実用的な本などさまざまな本が紹介されています。

私は動物に関する本、特に犬にまつわる本が大好きでこれまで沢山読んできました。
でも、ここで紹介された本のリストを読んで、例えばペットに関するさまざまな法律についての本とかペットが暮らしやすい住まいの工夫や犬猫の毒物についての本など、「こんな本があったのか!」と思う本が何冊もありました。

この本は次のようなテーマ別に章が設けられています。
第1章:人、犬と出会う(人と犬の歴史、犬の生態、図鑑など)
第2章:犬と暮す(犬と住宅、犬の飼い方、災害対策、犬とスポーツ、犬とのお出かけなど)
第3章:犬を語る(犬のエッセイ、小説、児童書、ノンフィクションなど)
第4章:犬を楽しむ(犬の絵本、犬の映画、犬グッズ、犬ごはんなど)
第5章:犬が支える(人の心を支える犬、人の生活を支える犬、戦争と犬など)
第6章:犬と別れる(老犬との生活、犬との別れなど)
第7章:番外編ー犬のマンガ大集合

こんなテーマ別に、一冊ごとにその本を推薦する図書館司書さんのコメントつきで計291冊の本が紹介されています。
章のところどころには「お散歩タイム」というコラムも掲載されています。

この「動物の本棚」で紹介した本も何冊か紹介されていました。

巻末にある署名索引をながめるだけでも、「あ、この本読んでみたい」と思う本がきっと見つかると思います。

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