自分の能力/適性と医師の仕事がマッチしない場合
「自分の能力/適性」と「医師という仕事」
残念ながら、これがマッチしない場合がある。
医師を志す理由は各々違う。
など
医学部受験の面接や小論文で聞かれたりもするが、ものすごいびっくりするような理由は出てこない。みんな似たりよったりだ。
また、公には言えないが、
などの理由もあるだろう(でも面接で言っちゃダメよ!笑)
医学部を志すのは、16〜17歳くらい(学士編入や社会人を経ての場合ではない場合)。
世の中にはどんな職業があるのか、自分がどんなことに向いているのか、はっきり言ってわかっていない。経験値もない。
大学在学中に将来の職業について考える、医歯薬系を除く学部の大学生より、早い時期に決めなければいけない。
医学部を志して、現役で受かる人もいるだろうし、浪人する人もいるだろう。
もちろん受からない人もいっぱいいる。
そして、いざ医学部医学科に入ってしまえば、もはや専門学校のようなもので、医学以外のことについて勉強することは少ない。
将来の職業は、みんな医師
在学中は進級も厳しく(特に私立)、試験試験の連続
いつもふるいにかけられる。
がむしゃらに勉強し、
6年生になり、卒試も受かり、国試も受かり、
やっと医師免許を手にする。
そこから初期臨床研修2年間は必修。それを修了しないと何もできない。
医師免許はあるが、医師としては働けない。
次は後期研修医で、専門医や博士号をとるまで、研鑽を積まなければいけない。
https://aequalis.jp/learning/vol_04/より
しかし、
・医学部を卒業できなかったり
・初期研修医でドロップアウトしたり
・後期研修医でうつ病になって続けられなくなった場合
「はて、どうすればいいの?」
となる。
そういう人は少なからずいる。
でもそんなこと、医学部を目指している時には考えもしない。
次の回では医学部に入学したものの、放校になるパターンについて述べる。
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