Paris 地獄のキャバレー

https://x.com/historyinmemes/status/1707513098607669292?t=5ZPB_KZLkLte27aMy8nUOA&s=09

1920年代、パリには地獄をテーマにしたキャバレーがあった。1892年にモンマルトルの丘のふもとに設立されたこのユニークな施設は、天罰を受ける運命にある者たちを飲み込もうとするリヴァイアサン(旧約聖書に登場する巨大な海獣)のあごを模した入り口を備えていた。中に入ると、サタンに扮したドアマンが
"入って呪われろ!"(Entrez et soyez maudit!)と宣言する。


店内に入ると、客は低い天井の下に置かれた黒いテーブル席に座る。不気味な装飾の中、客は悪魔の格好をした店員に合図を送ると、悪魔のような名前の飲み物を注文することができた。例えば、
"コニャック入りのブラック・コーヒー3杯 "というリクエストは、バーテンダーに
"溶けた罪の灼熱の塊3つ、硫黄の強化剤をひと振り!"と伝えられる。
(元の英語記事では、"Three seething bumpers of molten sins, with a dash of brimstone intensifier!)

悲しいことに、キャバレー・ドゥ・ランフェール(Cabaret de L'Enfer)は1950年、Monoprix(モノプリ)のスーパーマーケット建設のために取り壊され、その姿を消した。