1920年代

個人的に1920年代のドイツの男性ファッションが好みだと気づいた話

1920年代のファッションといえばイメージするのはやはりフランスのカルチャーになるだろう。
オートクチュールが世界を席巻し、欧米の上流階級の女性は最新のファッションを見るために年に二回はパリを訪れたと世界服飾史にもあるほどフランスを中心とされていた。
また、アール・デコの影響を受けたファッションをリードしたのもフランスと言える。
しかし、上記に挙げた内容はどちらかと言うと、女性向けのファッションが

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サラッと触れる、アール・デコ

直線的で幾何学的なモチーフ(パターン)を見ると、アール・デコと捉えてしまう。
すっきりとしていて合理的な装飾様式だ。

 1925年に開催されたパリ万国装飾美術博覧会(正式名称は「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」Exposition Internationale des Arts Décoratifs et Industriels modernes)、省略してアール・デコ博といい、この略称にちな

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【妄想】もし、パーティーのドレスコードが1920年代の装いだったら・・・

ここ最近、1920年代のことを調べる機会が多々あり、文献や本を読んでみたり(活字は眠くなるので流し見る程度)、映像(当時の時代背景がコンセプトの映画やドラマ)を見てみたり、音楽を聴いてみたりしている。

 調べ物をする中で、百聞は一見にしかずではないがビジュアルで情報を得ようとする癖があるので、Googleの履歴はPinterestで1日分埋め尽くされていることもある。
そんなある日、Pinter

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1920年代を生きた女性達【日本編】

先日投稿した1920年代を生きた女性達【海外編】に引き続き、今回は日本での1920年代の女性にフォーカスしてみたいと思う。

 当時の日本の女性と言えば、モダンガール(モガ)がまず思い浮かぶ。
モダンガールを簡単に説明すると、海外のカルチャーの影響を受けた女性達が当時の最先端な風俗や流行を体現していた開放的な存在と言える新しい女性像を言う。
以前記事にしたモダンガールに必要なものとはを見てもらうと

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1920年代を生きた女性達【海外編】

様々なものが躍進的に広まった時代と言える1920年代。
自動車や家電等の現代技術やジャズミュージック、アール・デコ等、今日に繋がる様々な(今風に言うと)コンテンツが隆盛したのが1920年代だ。
そんな1920年代の女性達の生き方やファッションにフォーカスしてみたいと思う。

 まず1920年代の女性で1番に思いつくのはフラッパーという言葉(存在)で、そのライフスタイルやファッションを指す。
フラッ

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伝説のヌード写真『旧き良き時代のパリジェンヌたち』を見て

先日、国立新美術館に21st DOMANI・明日展を見に訪れた際にふと気になって手にした1枚のフライヤー。
詳細を見てみると、1920年頃のヌード写真の展示で場所は銀座。
これは見に行かなくてはと思い、早速行ってきた。

 場所は、銀座4丁目に位置するArt Gallery M84。
歌舞伎座のすぐ近くで近隣にある喫茶店に後ろ髪引かれながらも我慢してギャラリーを目指す。

 中に入ると1920年代

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クローシェ帽ってご存じですか?

クローシェ帽とは1920年代、30年代に流行した帽子で釣り鐘型で頭にフィットされるようにデザインされている。
少し前になるが、アンジェリーナ・ジョリー主演のチェンジリングという映画でかぶっっていたので目にしたことのある方もいるのではないだろうか。

 クローシェの名前は、フランス語の『鐘』(clocheと書く)から由来されている。
流行当時、この帽子に似合うヘアスタイルとしてイートンクロップ(油性

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『ロシアにおけるモード100年:1915-2015 〜アレクサンドル・ワシリエフのコレクションより』①

開催期間:2015年11月6日~2016年3月13日
会場:ВДНХ(全ロシア博覧センター)64番パビリオン
オーガナイザー:VDNKh JSC、Alexander Vasilyev

1905年と1917年の2つの革命、2つの世界大戦、そして国家崩壊とその後の再編に伴う出来事――数々の社会的混乱と変化にさらされたソビエトの歴史を、アレクサンドル・ワシリエフ財団のコレクションから顧みる展示。帝政期

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呪われた詩人Walter Rheinerと慰めのコカイン

画家コンラート・フェリックスミュラー( Conrad Felixmüller)によって1925年に描かれた『詩人ヴァルター・ライナーの死(Der Tod des Dichters Walter Rheiner)』という作品がある。わたしはこの作品を初めて見たとき、ひどくグッときてしまった。

Conrad Felixmüller: Der Tod des Dichters Walter Rhein

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スピークイージー、 禁酒法が生み出した文化。

スピークイージー(別名:ブラインドピッグ / ブラインドタイガー)とは、アルコール飲料を密売する場所、要するに潜りの酒場を指し、人目に付かない場所(地下室等)や秘密の暗号を伝え隠し扉から入る仕組みがあったり、酒を飲んでいることがバレないよう、ティーカップを使用したり今で言うソフトドリンクのようにアルコールに見せないよう提供する店も存在していた。
 スピークイージーは、1920年〜1933年の間(州

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