S男#2 - 31話

朝イチでセックスする。
私は彼のtシャツをきて、ショートパンツを穿く。
私たちはリビングに行く。
私は窓の外へ行き、雨降ってるーと言う。
休日の朝、ゆっくり起きて、雨が降っているこのセンチメンタルな雰囲気がすごく好き。
彼は、レコードを出して、針を落とす。
この針を落とす瞬間の音が好き。
Chet Bakerの It's Always You が流れる。
(みんなに聞いてほしい状況を想像しながら)
彼の状況によっての選曲のセンスの良さが本当に好き。

私はソファーに寝っ転がり、彼が朝ごはんを作っているのを見ながら、雨とジャズを聴き幸せを感じる。
何これ?この心の暖まる幸せな感じ。今まで色んな幸せ感じる事あったけど、この感じは新鮮。
彼に言う、I feel so happy and content right now. 
すると、彼はキッチンから私の方へ来て、キスとハグをしてキッチンへ戻る。I'm happy that you are here with me. と彼は言う。
彼は私を幸せにするのが上手い。
他人から、幸せという雨を、こんな大量に降り注がれたことがない。
彼も、私から、たくさんの幸せを感じてほしいと思う。

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