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「ホメ」による自己肯定感に助けられた話

正直に言うと、私はなかなか自分に自信がもてない性格だ。些細なことでひどく落ち込むこともあるし、頭の中をぐるぐるしているうちにどんどんネガティブになる時期がある。
でも、最近出会った2つのコンテンツに、とっても助けられたのでシェアしたい。

(これは10年前の自分に届けたい、そんな気持ちで書いています笑)


”自己肯定感”、”自尊感情”。今となっては現代病的によく聞くが、自己肯定感の低さ、みたいなことは結構世の中に蔓延しているなと思う。
SNSで周りの人たちの華やかな面ばっかり見ていると、自分なんて・・・と思うのは至極当然だし真っ当な感覚のように思う。だけど、周りばかり見ていたら自分を見失うし、どの方向に走ったらいいかわからなくなってしまう状況は不幸だ。

私の過去を振り返っても、怖いもの知らずで自信満々だった大学生時代から、大学院の修士論文という壁に挫折したときのへこみようはひどかった。働き始めてからも、自分のできない面ばかりを見て悲しくなったりもした。自分のやっていることというよりは自分自身の存在や性格が否定されているような気にもなる。。
だけどそんな時に、落ち込んでいる時間が長いほどもったいないし、はやく回復したい。そんな悩みを持っていたときに知ったのが、自己肯定感をあげること。自己肯定感が上がるということで、その回復力は増すし、日常的なモチベーション・意欲を高いところで維持できるような気がする。

では、どうしたらいいのか?

それを教えてくれたのが2つのコンテンツ。
1つ目は、voicy社長の緒方さんのvoicyで語られていたこの回。

誰でもできる自己肯定感の上げ方

現代の社会背景からなぜ自己肯定感が低い人が多いのか、それを高めることによってどんな効果があるのか、ではどうやったらいいのか。非常にわかりやすく解説してくれている。
結論だけいってしまえば、人に水を与えるように、まず自分から人を「褒める」こと。相手から褒められたければ、まずは自分が気づき、褒めることからスタートする。


2つ目は、電通のコピーライターでありゆるスポーツ協会代表理事の澤田さんの著書。

わたしの言葉から世界はよくなる コピーライター式ホメ出しの技術・澤田智洋/宣伝会議

ダメ出しではなくホメ出しをしよう。

「適切なホメ言葉は、相手にいい未来をプレゼントし、風通しの良い人間関係につながり、何より社会に良い空気を作る」と言う一節に集約されている。

自分から相手にホメ出しをすることによって、相手にとっても気持ちがよく、それが自分に戻ってくる。褒めることはただ単に評価したり批評することではなく、物事を肯定的に見つめ直し、クリエイションをすることでもある。自分にも嬉しいことだし、社会貢献にもなる。
そういったホメの価値を捉えながら、コピーライター思考によるホメ出しの技術がこれでもかと詰まっている。

この2つをたまたま同時期に見聞きしていて、こういうことか!!と納得した。

「ホメ」が自己肯定感を上げる。

小さな出来事でも、「ホメ」をしてくれる方と話していると気持ちもあがるしやる気も出る。それは過去自分が数々経験していたし、素敵だな〜と思う人はみんなそうだった。

早速少しずつ実践していったのだけど、おもしろいくらいに自分の気分が上がっているのがわかった。「ホメ」をしているうちに相手のいいところが見えてきたり、逆に「ホメ」が帰ってきたりして、いいスパイラルが生まれる。言葉にすることの威力を痛感する。

組織において、このホメが連鎖する、お互いにホメ合う関係性や仲間ができたらすごいことだと思う。ただ褒め合う馴れ合い的なことではなく、いいことがあれば素直に讃えるということ。お互いにお互いの気持ちや気分を高め合える気持ちのいいチームだ。

僕はこの考え方に心底助けられたし、共有したい。
「ホメ」で社会の空気感が変わったらいいなと思うし、いい人生になったらいいなと思う。

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