見出し画像

日本人から見た音楽とダンス

初めに

私が思うに日本人は世界で最もダンスに興味の無い民族だと思う。
日本人であるのに日本の音楽やダンスについて知識のある人はごくわずかで、
興味を持つ人も一部の人のみであるからだ。
最近ではSNSや流行によって
ダンスに興味を持つ人は増えたが
ストリートダンスへの日本人のイメージは
それほど変わってはいない様に感じます。
メディアを観ると一目瞭然だが
「ストリートダンス+◯◯」という形が
基本であり
例えば、
私のダンスを始めるきっかけになった
オカザイルは
「ストリートダンス+お笑い」である。
アイドルなどは
「ストリートダンス+イケメン/美人」
と必ずダンスに付随するものがあって成立している。
やはりダンスそのものでは視聴率を確保できないのだなという事が考えれる。

今回は
日本人の音楽やダンスに対しての価値観についてを
今回は日本の音楽とダンスの歴史に目を向けて考察していきます。

rhythm

日本の音楽の歴史の話の前に
rhythmについて西洋と日本でどの様な違いがあるのかを考えていきます。
まず音楽に携わっている人とそうで無い人では
携わっている人の方がrhythmの学習は得意であるようです。
そして、
元々は規則的なリズムの学習は西洋人が得意出会った様だが、西洋音楽が流通していることで

今は西洋人、日本人共に能力的な差は無いようです。
規則的な音楽とはHIP HOPの曲の様にずっと同じ規則性のあるビートの曲の事です。
それに対して
非規則的なrhythmの学習は日本人が
得意であるようです。
非規則的なrhythmて分かりづらいですが
調べてもほとんど出てこないので自分もハッキリとした説明はできないですが、
昔はrhythmを測る物が無く、メロディ重視の日本の音楽だと1.2.3.4.のrhythm keepが難しかったという事と考えてください。
ドラムがあると1.2.3.4.が意識しやすいですよね。
それに比べ笛などの楽器がメインの日本の音楽は
間を意識したり同調する事で演奏していたので
rhythmが不規則になったのかなと思います。
Liveなどで音楽の1番最後のジャーンに全員が合わせるあの感じで演奏してるイメージでしょうか?笑
非規則的なrhythmを学習する事については
今回は割愛させて頂きます。
これがKrumperにどう繋がるかは分かりませんが、story tellingやトラックメーカーとかが生かせたりするのかなと思います。

統計学習能力

言語と音楽には強い共通点があるようで
他文化の物を学習する事で統計学習能力を向上させる事ができます。
統計学習能力とは
共通点を見抜き、それにより学習がスムーズになるという能力です。
例えば
幼少期から多言語を聞いて育った子供は
脳内に言語や知識をまとめた辞書の様な物を持っており、学習を続ける事で本棚に綺麗に辞書を並べていくようです。
その辞書と辞書を照らし合わせる事で
成長しても言語の習得がスムーズに行える。
と言う事です。
音楽もこれに当てはまり、様々な音楽を聴く事で音楽への対応力が付くと考えれます。
化け物化したスーパーキッズがゴロゴロ出てくる訳ですよね。。。笑
それに対抗しようと思えば私達も様々な音楽を聞いて統計学習能力を鍛えるのが1番で、
要は沢山音楽を聞いて沢山踊ると言う
根性論みたいなのに行き着きます笑
この知識があればダンスの練習は単に体を動かすだけでは無く、音楽を聴くのも練習というところまで広げる事ができるので、やはりlifestyleなんだなと思わされます。もっと広げていけそうですよね。

ではここから日本の音楽や踊りの歴史に目を向けていきます。

4大芸能

ここから先は

4,944字 / 8画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?