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保健室から  vol.52「ステルスとブースター」

3月1日配信しました。
生徒諸君は卒業・進級間近。
私の地方では卒業式は3月はじめにおこなう高校がほとんどです。
準備はおさおさ怠りなく。
卒業式が無事終了するとすぐさま高校入試。
準備はおさおさ怠りなく。
ここが一年で一番緊張する時期です。
 
 
 
 
保健室から  vol.52
「ステルスとブースター」
 
1、2年生は学年末考査終了。お疲れ様でした。
3年生は前期試験、お疲れ様でした。
「中期、後期試験を受けるぞ!」という方はもう一踏ん張り。
おっと、その前に卒業式もある。
やはり体調管理は常にしておかなければ。
 
さて、3月です。今年度もあと一月で終わり。
もう丸2年もの間、「コロナ禍」です。
オミクロン株がコロナ終焉の幕開けになればいいのですが、そう楽観視はできない。
ステルスオミクロンというのが出てきている。
「ステルス」とは「隠密」や「こっそりする」の意味です。
レーダーで発見されにくい「ステルス戦闘機」が有名。
レーダー電波をうまく散らす形状や、電波を吸収する塗装が施されています。
日本ではF35、通称「ライトニング」が配備されています。
 
さて、ヨーロッパで見つかったこの株は、
従来の検査では発見されにくいのでステルスオミクロンと呼ぶらしい。
しかも、オミクロンよりも感染力が強いとか。もういい加減にしてくれ。
 
さらに、オミクロン以後も変異はあるかもしれない。
突然変異だから、どうなることかは予測不能。強毒化、強伝播化もしないとは言えない。
 
やっぱり、感染対策をしっかりやっていくしかないんです。
特に、高校入試前後はほとんど学校に来ない。その間にカラオケ、会食等は・・・、
自重してください。
 
私事ですが、3回目の接種が決まりました。
3回目をブースター接種といいます。「ブースト」とは強化、促進、増加という意味。
身近なところではTVアンテナからの電波を増幅する「アンテナブースター」。
身近じゃないところではロケットやミサイルの推進力を増す「ロケットブースター」。
また、飛行機を短距離で離陸させるときの「ジェットブースター」。
 
今回ははからずも飛行機雑学の回となってしまった。
興味の無い人、ごめん。
 
 
 
 
自分の緊張をほぐすためでしょうか、軽めの読み物になりました。
 
卒業も入試も生徒本人にとっては一大事です。
だから我々教員にとっても一大事。
 
高校入試直前の打ち合わせはマニュアルの読み合わせも含めてたっぷり時間をかけておこないます。
万に一つも間違いがあってはいけない。
ということで、先生方は真剣。
 
会議中に居眠りするような不逞の輩はいません。
いてはいけない。
いるはずがない。
 
おい!○○寝てんじゃないよ!
あんた○頭だろうが!
教○っていったら、俺たち教諭を指導する立場だろうが!
横にいる校○もなんで起こさないんだ?
○長ってのはそれで務まるんかい!
ぬるい仕事してんじゃねえぞ!
 
というようなことはないはずです。
ないはずですとも・・・
あるわけがない・・・
 
(ああ、思い出しても腹が立つ。もう二年も前のことなのに・・・)
 
ところで、「保健室から」はあと3回。
秒読み段階ですね。
だからというわけでもないですが、なにとぞ「スキ」をよろしく。

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