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#わざわざのパンを食べる会 で得たシンプルだけど重要な学びたち

昨日、非公式noteオフ会第3回「#わざわざのパンを食べる会」が無事に終了しました!

お越しくださった皆様、ありがとうございました。

イベントレポートを書こうかなとも思ったのですが、参加者の皆様がハッシュタグ「#わざわざのパンを食べる会」でつぶやいてくださったレポートが想像以上に網羅性が高かったので、それをまとめたモーメントをつくってレポートに代えさせていただきたいと思います。


わざわざ平田さんからの学び

さて、今回は「パンと日用品の店わざわざ」の代表である平田はる香さんをゲストにお呼びし、「発信」についてパネルディスカッションにてお話を伺いました。

そんな中での学びを3つほどピックアップいたしました。


圧倒的な物量がものを言う

平田さんは各SNSでフォロワー数を多く抱えていますが、特に小手先のテクニックなどではなく「とにかく毎日更新する」「圧倒的な物量をこなすことで理解していく」という体当たりな方法で、SNSの文脈であったり作法をまさに「体得」してきた結果のフォロワー数なのだというお話をされていました。

以前noteのイベントで最所あさみさんや林伸次さんも「毎日更新すること」の重要性を説いていました。量が質を作り出すと。

また平田さんは非常に美意識が強く、その美意識に物量がかけ算された結果、文章も写真も洗練されていったのだと感じました。

文章で秀でている人は、やっぱり物量が違う。

当たり前だけどできていないことなので、頭をガツンとやられた気持ちでした。


コンテンツを多面体で捉え、適切なレイヤーに発信する

わざわざは多くの商品を扱っていて、また「わざわざ」自体も俯瞰して捉えれば商品の1つです。

それを日々SNSやメディアで発信されています。

その発信するコンテンツとメディア選定について伺った時に、この多面体の話になりました。

1つの商品を多面的に捉えて、それぞれの面ごとに適したメディア=レイヤーに届ける。

SNSはあまり関係ないのですが、この流れでお話されていた「パン」の例が非常に興味深かったです。

わざわざのパンは例えば、こだわりの牛乳を使っているとか、無添加にもこだわっているとか、そういった特徴があります。

しかしそういった情報はマス向けです。でもわざわざはマスに対して訴求したいわけではない。

なのでパンのことはあえてあまり発信しておらず、店頭に来た人が買うというのが基本になっています。

ただ店頭に来ている方は、どこの牛乳が使われているということは知りません。ただ「おいしいから買う」、それだけ。

ある意味「店頭」というメディアで「おいしい」という面を訴求することで、適切な人に継続的に買ってもらうようになっている。

どこに発信するかだけでなく、どこで何を「発信しないか」も非常に重要なのだと、一連の話を聞いて強く感じました。


「接点」の重要性

平田さんのお話を伺っていて、とても「接点」を重視している方なのだなと言葉の端々から感じました。

Instagramでは「写真の美しさ」を、パンでは「おいしさ」に非常にこだわられてたんですね。逆に戦略だったり背景についてはあまり言及されていませんでした。

「写真の美しさ」や「おいしさ」、それらは各メディアにおけるお客様との最終的な「接点」です。そこをベストな状態に持っていくことにこだわるべきなのだと。

そんなとてもシンプルだけど、つい見失ってしまう重要な気付きが個人的にはありました。


他にも学びはたくさんありましたが、ぜひ先程のTwitterモーメントを見ていただければと思います。

ツイートはあまりされていませんでしたが、他にもいろんなお話がありました。

・雑誌「nice things」の取材が素晴らしかったお話
・小5のときの台形の面積の求め方の授業で、1つの物事を様々な切り口で捉えることを学んだお話
・商品紹介を主観で書いているお話
・いつか今の家族から離れ、一人暮らしをすることについて
・教育を捨て去って採用に振り切ったお話
・嫌なことは絶対にやらせないお話
・繰り返すこと、でも少しずつ進化していくこと
etc...

どれも「なるほど…!」と思うものばかり。

本当に楽しく有意義な時間を過ごせました。


今後わざわざ平田さんは全国各地をまわります。

もし興味がある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

下記のInstagramの中に詳細情報がまとまってますので、ぜひご確認ください。


また平田さんは書籍「わざわざの働きかた」の行商ツアーとして全国をまわられています。

この本を「わざわざの聖書です」とイベント中におっしゃっていたのですがw

まさにわざわざの思想がていねいに書かれていて、読むと元気になれます。私も買って2周するほどでした。

まだ読まれていない方はぜひ買って読んでみてください。


だいたいスターバックスで、あえてホットティーを飲みながらnoteを書いているので、ホットティー1杯くらいのサポートを頂けたら、こんなにうれしいことはありません。