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273. 櫻坂46「2nd TOUR 2022 “As you know?”」個人的まとめ②

・・・続き


③中盤戦 振り幅の広いカップリング曲たち


2期生だけのMCの堂々とした姿を見て2019年欅坂時代の東京ドームでの映像を思い出しました。

まだまだあどけなさが残る2期生たちのMC。

一人一人が自分の言葉を使って伝える力が増していてMCという面でも成長を感じました。

MCが終わるとアルバムのユニット曲ゾーンに突入していきます。

・1期生曲「タイムマシーンでYeah!」

1期生の今までの雰囲気と比べると想像できないぐらい明るい曲。
キラキラした衣装を身にまといながらとにかく自然体な笑顔で踊っていることに嬉しく感じました。

森田and藤吉「One-way stairs」

楽曲を聴いていた時から非常に好きな楽曲でした。
実際に階段を上りながらのパフォーマンスのおかげでより歌詞のイメージが膨らんでいきました。

・田村and大園and井上「ずっと 春だったらなあ」

坂46といいながら櫻をイメージした楽曲ってあまりないな・・・
と思っていたので、今回の櫻の美術とのコラボは非常にしっとり落ち着く感覚になりました。

・森田and山﨑and守屋and武元「制服の人魚」

子供と大人の間を表現したような楽曲。
花道を移動する四角い箱の中でのパフォーマンスは照明と共に美しい世界観が構築されていました。
ネオンのような夜の雰囲気がペンライトも相まって綺麗だな・・・と感じました。


曲が終わると
大園が椅子に座って本を読む⇒空撮の夜景のような映像⇒そして緑色の大きな木

次は一体何の楽曲なのか予測できない演出が続き、序盤とは真逆のゆったりと落ち着く雰囲気になりました。

段々と緑色で会場は染まっていき柔らかな楽曲が登場します。

・「五月雨よ」

歌い出しが難しいこの楽曲。
天ちゃんの音程には安定感を感じました。

今までも実感していたのですが
激しい曲が多い中でゆったりとした「五月雨よ」があるというところ
セットリストの組み合わせ的にもとてもいいアクセントになり重要な楽曲だなと再度実感しました。

・「なぜ恋をして来なかったんだろう」

今回の糸は光り輝いていて、気持ちには色んなものがまとわりつくという印象を強く感じ、なぜ恋のイメージが膨らみました。


なぜ恋が終わると会場には序盤で登場したレーザー光線が復活しました。
するとメインステージにはいくつものブラウン管テレビが表示され、メンバーの顔が写し出されていきました。

私自身櫻坂のアナログ感、昭和感のような演出が非常に好きです。
中盤ではこの映像演出が一番に印象に残りました。

かつて旅行でキャナルシティ博多に行った際に見た
大量のブラウン管テレビが敷き詰められて、1台1台違う不思議な映像が流れているアート作品を思い出しました。
(残念ながら現在は映像は流れてないみたいですね)

電波とか情報とか大量に飛び交っている・・・
そんな引き込まれる印象を受ける中櫻坂46の原点が披露されるのでした。

・「Nobody’s fault」

ダンストラックから間髪入れずにそのまま曲に入る演出も非常に印象的でした。

セトリ全体のど真ん中にノバフォが来ることに少し驚きました。
今までなら最初や最後に持ってきていた印象があったため、『ここで持ってきちゃうんだ!』という気持ちになったのを覚えています。

・「I'm in」

打って変わって明るい雰囲気がだたよっていきます。
澄み切ってどこまでも広がっていくような世界。
気持ちのいい波紋が広がっているようでした。

そして井上and松田の声が本当に櫻坂を支えてているんだなと実感したのもこの楽曲でした。
ただただ美しい声が響き渡っていました。

・「Buddies」

幻想的な世界感はそのまま伝わっていきます。
温かく包み込まれるような雰囲気・・・
全員楽曲として歌い継がれていってほしいと願います。




こうやって振り返って見ると
シリアス、クール、柔らかい、優しい
そんなジャンルばらばらな楽曲達が上手いこと繋がり飽きさせない中盤を作っていたんだなと感じます。

つくづく全体のど真ん中に「Nobody’s fault」を持ってきたというところがすごいなーと。


続く・・・




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