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路地裏旅行社

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路地裏旅行社は「旅」のことを何でも書き込める空間です。
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記事一覧

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スイス旅日記 day4 ハイキングに出掛ける

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スイス旅日記 day3 チューリッヒ中央駅 Zürich HB

+23

スイス旅日記 day2 バーゼル、ミュールズ(フランス)

+6

スイス旅日記 day1 チユーリッヒ郊外 Apr. 2024

【路地裏旅行社】 海外の「誰か」から絵はがきが来るんだよ

郵便受けにDM、請求書以外に手紙が入っているとうれしいものだ。それが海外からの絵はがきだともっとうれしい。 以前、仲間内で「海外旅行先から絵はがきを送る」という「絵はがき倶楽部」をやっていて、これがおもしろかった。 海外の知らない人から勝手に絵はがきが送られてくるPOSTCROSSING(ポスクロ)がおもしろい。「ポスクロ」は現代の「絵はがき倶楽部」だ。このシステムだと自分の住所がやたらにばらまかれないのがいい。 Postcrossingとは「海外の知らない人に絵はがき

路地裏旅行社: 「ホームベース作戦」 同じ都市に3泊する

「ホームベース作戦」とは 同じ都市に3泊以上泊まるのが「ホームベース作戦」だ。 どこか一カ所に本拠地(ホームベース)を決めて、そこから日帰りで周辺を探索する。そうすると一カ所に数日滞在できるし、旅程も楽になる。 旅程をスムースに簡単で効率的に作る上で欠かせない賢いやり方である。 例えば「フィレンチェ」をベースにすると、ピーサ、シエナ、サン・マリノ、ボローニャ、チンケテーレなど多くの古くて良い町に日帰りできる。ボローニャへは電車で38分の距離、シエナへは頻繁にバスが出て

路地裏旅行社: チロルのすてきな山小屋ホテル

Gutshof zum Schluxen オーストリア、チロル (Top Ulrich Schilcher) チロルの宿。アメリカのバックパックツアー「ヨーロッパ3週間の旅」の中で一番良かったのがこのホテル。 かの有名な「ノイシュバインシュタイン城」(文字通り言うと「新白鳥城」)の裏の山を越えた向こう側、オーストリア側のチロルにある山小屋風の家族経営ホテル。フュッセンから車で南へ15分ほどの距離。 Gutshof zum Schluxen  (booking.com)

路地裏旅行社: ホンナーム(タイトイレ)事情 尾てい骨はこのためだったのか

ホン(部屋)+ナーム(水)でトイレのこと。タイのトイレは清潔で使いやすい。写真は典型的な田舎のトイレ。写真の奥に見えるのが水汲みで右手で水をすくって左手で洗います。また使った後もこの水で流すんです。手動水洗ですね。(あ、ちなみに前を向いて坐るんですよ。後ろを向くのは日本だけみたいですね)(タイのホンナームは「水部屋」なのでシャワーと兼用しているところが多いです) ええっ、手で洗うのって思いますよね。私もそうでした。でも、慣れてしまえばこれはウオッシュレットですからね、気持ち

路地裏旅行社: ウェス・アンダーソンすぎる風景

天王洲の寺田倉庫で開催されている「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」を観てきた。もう何を見ても「ウェス・アンダーソン」にしか見えなくて困ったもんだ。 ウェス・アンダーソンは映画監督で『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『グランド・ブダペスト・ホテル』などの作品がある。真正面からシンメトリーに撮ったパステルカラーの構図が有名。 ウェス・アンダーソン監督作品についてはこちらを その「ウェス・アンダーソンぽい風景」写真をインスタにアップする「AWA」というムーブメントがある。

路地裏旅行社: 修学旅行はどこに?

旅行の一形態といえる「修学旅行」。子どもたちにとっても初めての長期遠距離旅行といえるだろう。 ●あなたの修学旅行は(どこから)どこへ。 修学旅行では何が一番記憶に残っていますか?学校がどこにあるかや年代によって行き先は違ってくるんだろな。 私の場合、小学校では岡山から奈良へ。興福寺の有名な高田師の案内説明を聞いた。当時から流暢でお笑いの案内は子供心によく覚えている。お約束の旅館での枕投げもやったな。 東京の中学からは京都へ。品川から修学旅行専用の「湘南電車」で行

路地裏旅行社: 機内食はたのしい

飛行機に乗っていて唯一の楽しみは映画と機内食。なんのかんのといっても結局はこれだけが救い。楽しみ方はたくさんあるね。 最近の楽しみ方は「乗る前におにぎりを買う」こと。和洋どんなおかずが出ても、味が残念でもおにぎりさえあればなんとかなる。お試しあれ。 機内食のカトラリ(ナイフやフォークね)を集めるのは世界の常識。聞いたところではお持ち帰りになっても全然かまわないんだってよ。ただ、最近はプラスティックが多いからなあ。 無断持ち帰りはおすすめしない。持って帰るときはアテンダ

路地裏旅行社: グループで行く旅

●グループで旅をする 大勢で賑やかに行く旅も楽しい。気心が知れた友人たちだとなおさらだ。 グループで旅行すると、費用を分散出来るため、個人当たりの費用を抑えることが出来る。レンタカー、ガイド、食事、交通費、宿泊費などをシェアすることでお金の面ではかなり負担軽減になる。 危険防止にもなる。置き引きには仲間が目を光らせているし、かっぱらい、スリなどにも対処しやすい。何かあったときも他のメンバーに助けを求めたり、手分けして応対することが出来るので安心だ。 グループで旅行する

路地裏旅行社: 二人で旅を

●いつも一緒 二人で旅をすると、なにごともすべて一緒だ。経験を全て共有することになる。お互いに相手の違う側面やアイデアを見いだすことも多い。新しい発見も失敗も二人で共有出来るのが二人旅のいいところだ。 ●婚前旅行のすすめ 二人で旅をすると、確実に二人の関係は進展する。恋する二人ならなおさらだ。旅行中、お互いに相手をじっくり見て何でも相談していると細かいことまで良く解る。あ、意外に英語しゃべれるじゃんとか、料金交渉うまいなあとか、金銭感覚のバランス取れてるなあとか。 二

路地裏旅行社: 一人旅はたいへんだ

●一人旅は寂しい 一人だけのホテルの部屋はがらんとして侘びしいし、一人で黙々と食べる食事は味気ない。話しかける相手が自分だけだと、大きな都市は冷たくて無愛想に感じられる。何か失敗しても慰めたり助けてくれる人はいない。 私はNYでまる一週間誰とも話さなかったことがある。話し相手もいなければ、誰も話しかけてもくれないのである。道を聞いても指さされるだけ。とうとう淋しくて日本人だと思って思い切って声を掛けたら香港の人だった(彼とはそれから長年の友人になった)。 誰も知らない異