ヨルダン・スタディ・プログラム活動紹介−研究チーム−

こんにちは、ヨルダン・スタディ・プログラム(JSP)広報班のまさきです!
今日は、JSPの日々の研究活動を支える研究チームについてご紹介します☆

研究チームとは?
研究チームでは、プログラム全体の研究活動や渡航後の報告書作成の取りまとめを主に行っています。JSPでは、訪問国であるヨルダンが抱える課題やヨルダンでの国際協力・開発のあり方についてしっかりと学びを深めながら、現地渡航での訪問機関の設定、プログラム内容の検討を行うため、研究チームはJSPの活動でも欠かせません。
渡航前の現時点では、現地の課題やその解決に向けた訪問機関での活動をよく理解し、現状を分析して何らかの仮説を設定してから渡航に臨めるように、4回に渡って勉強会を実施しています。研究チームは、参加者がそれぞれの興味関心に基づいた仮説を持った状態で現地へ渡航することで、自分の仮説と現場での実情の違いを現地で感じてもらい、さらに学びに繋げることを目標に、日々の研究活動を行なっています。
勉強会の詳しい内容は4回シリーズでお送り致します!

活動1:勉強会の企画・運営
まず、一年通した研究チームの主な活動は、研究活動として実施する事前&事後勉強会の企画・運営です。JSPでは、現在4回に渡り勉強会を行っており、それぞれテーマを設定して参加者全員で勉強会準備を進めていきます。研究チームのメンバーはそれぞれの勉強会の取りまとめをしながら、入念に準備を進めていきます。JSPではこの勉強会を通して、渡航前に様々な角度からヨルダンの課題を学び、現地渡航をより実りあるものにするよう務めています。また、勉強会ではアラビア語講座も実施し、ヨルダンの言語について学んでいます♫

活動2:訪問機関のリサーチ&質問事項の決定
JSPでは、現地渡航で訪問する機関を選定するにあたって、勉強会の事前準備や参加で得られた知識や学びを参考にしながら現地の訪問機関のリサーチを行います。また、訪問の際に各専門機関からヨルダンでの事業や、ヨルダンの課題へのアプローチについて説明を受けるため、研究チームはその時の質問事項を事前に整理し現地渡航に備えています。

活動3:渡航前の仮説の取りまとめ&渡航後の仮説検証
研究チームの重要な活動の一つは、研究活動で導いた仮説の取りまとめや事後検証です。JSPの活動に関する大きな特徴は、一年通して入念に行う研究活動であり、その研究活動によって導かれた仮説を研究チームが取りまとめます。渡航前に整理した仮説を実際に現地渡航での学びに生かし、渡航後に事前仮説と実情の違いを新たに整理しながら仮説の検証・分析を行います。

活動4:報告書の作成
渡航後に事後勉強会等で仮説の検証・分析を行った後は、プログラムの集大成として報告書を作成します。研究チームでは、現地渡航での学びを訪問機関ごとに報告書としてまとめ、一年間の学びを形として残す作業を行います。報告書は、国連フォーラム公式ホームページのJSPのページにて閲覧が可能になっており、過去のSPの訪問機関での学びも全て報告書としてまとめてありますので、興味のある方は是非ご覧ください。
http://www.unforum.org/project/jsp/

このように、JSPの研究チームでの活動はヨルダンを理解し、プログラムを作り上げる上で非常に重要な役割を担っています。次回から、研究チーム主催で実施している勉強会について、それぞれ詳しくお伝えしますので、お楽しみに☆

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