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熟成期を迎えた櫻田サロン、グラレコ部が始動!

櫻田サロンのかりんです。
12月16日(日)に行われた「グラレコ部 実際に描いてみよう!ワーク会」のレポートをお届けします。

グラレコ部は、グラレコを11月に始めたばかりのサロンメンバー守隨さんが新しく発足させたサロン内の部活です。

グラレコに興味がある方に、「ノートに書くことと、壁に太ペンで書くこととの違いをぜひ体験して実感してほしい!」という趣旨で、キックオフ会が開催されました。

まずは、ペンと仲良くなることから

今回の参加メンバーは、部長の守隨さんとグラレコのプロとして活躍しているまりんちゃんを筆頭に、この翌日には早速グラフィックレコーダーとしてデビューを飾る方や、iPadでグラレコをしている方、そして完全な初心者の方まで全8名。

早めに着いた方は、最初にメンバーの山口さんからペンの持ち方を教えていただきました。
今回は、プロッキーという水性の太いペンを使いましたが、これを使いこなすだけでも技術が要ります。

ペンは常に一定の角度で持つ、紙に押し付けるのではなく、スナップを利かせて描く…。初心者は、線を引くだけでもとても難しい。

ガジガジした線。
縦線が太く、横線が細くなるはずなのに、おかしいな。
ペンと仲良くなるのがとても大切だそうです。

ワーク会開始!自己紹介からさっそくグラレコ

「では、2人1組になって1人は自己紹介、もう1人はそれをグラレコしましょう!」

いきなりの、グラレコでスタート!?
A4の紙を横に使って、相手の2分間の自己紹介をグラレコしていきます。

相手の話を聞いて、大切なところを抽出して、イラストや図にするかどうか判断する。さらに相手の感情も入れたい。これを瞬時に、同時にするわけです。
なんて難しいことをする部に入っちゃったんだ…!!

そしてグラレコを描いた感想を言いつつ、講師のまりんちゃんと参加者から講評タイム。

「変な余白が残っちゃった」(同意見多数!)
「文字だけでほとんどイラストが描けなかった!」
「重要じゃないことをメインメッセージのように見せてしまった」

みなさん苦心して描いたことを打ち明けあいました。
それを察して、まりんちゃんから優しいコメント。

「実際のイベントや会議では、時間の余裕のある時に余白に書き込みができるからだいじょうぶ!」

イラストをたくさん入れることが目的ではないから、文字でわかりやすいならそれもその人のやり方としてアリ!」

グラレコはあくまでも記憶のトリガーとしての役割なので、全てを入れ込まなくてもOK!」

それを聞いて安心した参加者からも、ポジティブなフィードバックが飛び交います。

本日のメインイベント!Voicyのグラレコで脳がフル回転

グラレコの本から少しその意義や特徴について説明があったり、まりんちゃんがふだん気をつけているポイントを教えてくれたり。
すでにグラレコを始めている人にも、初めてグラレコをする人にも、とっても有意義な情報がたくさん!そんなにギブしていいの?と思いつつみんな真剣に聞く時間。

そして、いよいよ本日のメインイベント、Voicyのグラレコが始まりました。

今回は、Voicy『櫻田潤の「デザイン逃避行」ラジオ』より、「自分らしさ80%、非自分らしさ20%」が題材。

この回は、櫻田さんが冒頭で「インプットの経路がこれまで3つだったけれども、今回4つ目の経路を見つけた」と話されており、グラレコ初心者にも構造化しやすい、時間が10分で短いために練習としてちょうどいい、ということで選ばれました。

スペースの関係で模造紙4名、A4コピー用紙4名。
使うペンの色合わせを考えて、タイトルを描いたら、スタート!

この、全員が黙って真剣に何かをしている時間が訪れるのが、櫻田サロンらしさ。
ラジオの音と、ペンが動く音だけの、真剣で静寂な時間。
この日櫻田さんは不参加でしたが、いつもの「僕こういう時間、大好きなんですよねー」という声が聞こえた気がしました。

Voicyの10分間のあとに、3分間が与えられ、各自余白を埋めたり、色ペンで装飾を加えて終了!

個性豊かなグラレコが完成

「ふー!」

普段使わない脳をフル回転し、さらに壁に描くという、普段使わない右腕の筋肉を使いました。
それだけでも、この会に参加した意義があるというものです。

さて、同じVoicyを聞いたのに、出来上がりはびっくりするほどさまざま。
全員のグラレコを見ながら、フィードバックをしたり、描いている途中で困ったことの相談です。

・その場にいる人に届けたいのか、それとも居ない人に届けたいのかを意識する
・ストーリーの流れを紙の上に表す
・重要なことをイラストにして強調したら、逆にそれ以外は描き込みすぎない
・プロは、全体のバランスをみてイラストの中の線一本にも気を配る

などのさまざまなアドバイスに目からウロコがぼろぼろと落ちました。
そして、極めたら面白そう…と思ったのは私だけではないはず。


参加メンバーの声




今回、参加したメンバーはみな大満足の濃い時間を過ごしました。
ものすごく脳を使ったこと、人前で描くという普段しない経験をしたことで、最後にものすごい勢いでチョコレートがなくなっていったことをここに書き添えておきます。

◇ ◇ ◇

実はこのグラレコ部の最初の活動は、オンラインで行われました。
「グラレコらしさ」を10個言語化するというもの。

これぞ櫻田サロン。「グラレコ」を行動に移す前に言語化するところから始まるという衝撃!

図解などのグラフィック制作の前に言語化することが大切、という櫻田イズムがメンバーに浸透していることを如実に表した形になりました。


櫻田潤の「図解・インフォグラフィック」サロン


最近、熟成期を迎えつつある櫻田サロン。
現在は満員(100名)で、2018年内は増枠の予定がありませんが、月初に空きが出ることがあります。気になっている方はチェックしてみてください!

櫻田サロン グラレコ部では、新たな入部希望者を随時募集中です。
また、グラレコに興味のある方も、ぜひ櫻田サロンで、図解やインフォグラフィックとともに一緒にグラレコを楽しみませんか?

お問い合わせ:junsakurada.salon@gmail.com

◇ ◇ ◇

テキスト:かりん
編集:石川 遼
写真:ナオミ守隨佑果

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