11月16日に高知商業高校　社会マネジメント科地域実践コース6名の皆さんが東京・秋葉原にあるJSTA事務局に来られました。

数年前より、JSTAでは、中学生から大学生まで「スポーツツーリズム」や「スポーツで地域を活性化させるには」といったテーマで、年に数件程度、学生の皆さんからお問い合わせを頂くようになりました。

メールで質問にお答えすることもあれば、オンラインや対面でもお話をさせて頂きます。
今回は、修学旅行での企業訪問で、「観光ビジネス」の授業で「観光×スポーツ」をテーマに、どうすれば高知県が活性化するかのヒントを得にJSTAに来られました。

そもそも、スポーツツーリズムとはどんな効果があるのか、実践するためにはどんな組織が必要かというお話しから、地元の高知県には、既に県が設立した「高知県スポーツコミッション」はじめ、先日の大学生インターシップの記事でご紹介した「土佐町スポーツコミッション」など特色あるスポーツコミッションがあり、どのような活動をされているかをお話ししました。

学生さんからは、「高知にはお遍路があるけれど、スポーツツーリズムに出来そうか？」など、具体的なアイディアも出てきました。
確かに、歩いて巡るお遍路さんは、今で言うウォーキングやトレイルにも近いような・・・。文化×スポーツの融合も考えられ、さすがの視点に、普段、観光ビジネスの勉強をされている学生さんだなと感心しました。

最後に、一番大事なのは「地域の協力（理解）」と「人」であるとお伝えしました。地元の人が外から来られる人と地域の架け橋になって、地域の協力を得て巻き込んでいくことがスポーツツーリズムで地域が活性化する要で、学生の皆さんが、いつか地域の真ん中で活躍される日が来ることを願っています。

余談ですが、事務局スタッフが土佐町出張の際に買ってきてくれたお土産が高知商業高校とのコラボ商品でした！
地域の特産品を使ったバウムクーヘンでとってもおいしかったです！
参考：仁淀川町観光ポータルサイト

スポーツコミッションでも、地元高校や学校とのコラボレーションの取組が考えられるかもしれませんね！