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5ヶ月目の近況報告~WASH FITを学びに国外出張~

こんにちは、プリンセスです🙌

日本では桜の季節ですね、新年度ですね。

3月は精神的にすごく落ち込んでしまった時期もあり、珍しくホームシックになった時期もありました…

話を聞いてくれた友人たちのおかげでなんとか復活!

自分って周りに支えられながら生きているなあと改めて実感。
みなさんいつもありがとうございます:)


感じる壁と孤独感

3月は落ち込んだと上でも書いたように、いろいろと鬱憤やら悲しさを感じることが多かった…

聞いても楽しくない話なのは想像に難くないので(それに自分が読み返したときも特に楽しくないので笑)、詳しくは書かないが、
たとえば、

  1. WHO内の「All staff」のメーリングリストに4ヶ月間、私は含まれていなかったことに気づく(どれくらいの重要なメールを逃していたのだろう…)

  2. そしてこの「All staff」のメーリングリストの中で回っていたWHO all staff information Excel sheet というドキュメントに私の名前が載っていなかった

  3. そんなにすごく仲良くもない同僚のザンビア女子3人に私がいつもランチどきに通っている現地食屋さんに連れて行ってとせがまれる(彼女たちが通っているところより安いから)

  4. 住んでいる家のセキュリティチェックをUNDPの傘下の機関に4ヶ月依頼し続けるも返事ももらえず、直談判した結果、私の家はそのチェックが必要ないことが判明(4ヶ月のフラストレーションはなんだったんだ)

  5. 上記の3で出てきたその同僚たちとはオフィスの部屋を共有しているのだが、「今プリンセスが座っている場所は今週産休から戻ってきた人がもともと居た場所だから、自分の居場所を上の人に確認した方が良いよ」と言われる。

こうやって書いていると、
「プリンセスは何に腹を立てているんや⁇🤔」と思われそうだが、
1・2・4・5に関しては組織内のオペレーションや透明性にかなり疑問を感じてしまった。

  • 5に関しては、同僚がそうやって言ってきたことに関しては嫌な思いは感じていなくて、どちらかと言うと、そういう配置換え的な話をオペ―レーション側の人に対して自分から持ち掛けなければならないのはなんでやろう?と思ってしまったし(その産休から戻ってきた人はたぶんメールとかしてなくて全ては私頼み)、

  • 4に関しては、直談判は最後だけでなくその2ヶ月前にも直接話に行き、そのときは、セキュリティチェックを頼むなら、指定のフォームを埋めてメールで送信しいないといけないと聞き、そのプロセスを踏んだにも関わらず、結局はセキュリティチェック自体が必要なかったと聞いたときは本当に愕然としてしまった。そして腹が立つのは、

  • 私からメールを受け取っていたにも関わらず、「あなたの住んでいるところはチェックの必要はありません」とタイピングしても1分もあれば書けるような内容を返してくれなかったことや、

  • 部屋で担当者を待っていて、その人が入ってきたから私は挨拶をしたが、彼女からの挨拶はなかったことや、

  • 極めつけは「Sorry」「Applogy」などの謝罪の言葉が一言もなかったこと。

こういうことにいちいち腹を立てているのは、私の精神年齢が低いのだろうか?

私は気が短くて、こうしたちょっとした(?)行き違いにも我慢できない性格だからだろうか?

無意識のうちに、日本の統制されている社会を未だに引きずっているのだろうか?

アジア人であること、英語が流暢ではないことで舐められたり、差別されたりしているのだろうか?

全ては私が悪いのか?

ちなみに、WHOザンビア事務所は約50人のスタッフで構成されていて、international staffはそのうち6人。

Internationalな職場にいるというよりも、ザンビア人の中でもがいていると言っても過言ではない。

UN的な風土というよりザンビアのカルチャーがそのまま持ち込まれている感じのところもかなりあって、
馴染む」ことはまだまだ難しいなあと感じる。

し、馴染むことを頑張らなくてもいいや、とも最近思う。

私は日本人やし、あなたたちはザンビア人やし、と。

こういう環境の中では、
この人なら自分の感情を話しても理解してれるかも、と思える人もかなり選ばないと難しい。

そうしないと、問題・課題への意識や捉え方が違い過ぎて、

「なんでそんなことで気をもんでいるの?」

「もう解決したことだからいいじゃない!」

と言われかねない。
(と言うか、言われました。)


今回の件以外にも、私が、WHO内で働いているスタッフとしての権利を主張しただけなのに、

「も~、日本人は何でもかんでもすぐに対応してもらえないと&物事が揃ってないと満足できない人たちなんだから」

と(日本人と関わった経験なんてほとんどない)ザンビア人に言われたこともあったな。

周りの環境も自分自身もすぐに変えることはできないけれど、
今回の経験は、なんかいうかこういった日本人同士とか日本人のチームでは起こらないようなことの対処への自分の経験値が上がった気がしている。笑

物事や目の前のひとに対する姿勢や態度ってすごく大事。

自分がなにかアクションを起こすときや、自分の同じような立場にいる人と働くときは、配慮だったり、最低限の報連相は徹底的に心がけたいと思った。

初めの国外出張!

こんなもろもろで些細に見えるけどチリツモ的な鬱憤を少しずつ晴らしながら、WASH FIT と呼ばれるツールについて学ぶワークショップに参加するために向かった先はケニア!

本来であれば自分のボスが参加するはずだったが、彼女が忙しかったため、代わりに私が行くことに。

WASH FITは、特にHealthcare Facilities内におけるWASH (water, sanitation and hygiene) の改善 (Improvements) を目的としたツール (Tool)。

ここでは、ケニア、エチオピア、スーダン、南スーダン、タンザニア、ウガンダ、マラウイ、ジンバブエ、モザンビーク、マダガスカル、ザンビアのWHOやUNICEF、各国のMinistry of Health (保健省)の人でWASHに従事している人たちが呼ばれて、月曜日~金曜日の5日間、缶詰状態で、WASHの復習やら、そのツールの使い方やら、実際にケニアの病院に行ってWASHの状態を視察したり、ということを共に行いました。

アジア人はもちろん私だけ。笑

でも、他の国から来ている人との情報交換や一緒に話し合ったする時間はとても楽しかったし、充実した5日間でした。

IPC/WASHの人脈も少し広がったので、残りのWHOでの業務ももう少し広がるといいな、と期待!

ちなみに、この滞在中にウガンダでホモセクシュアリティに対して罰する法律を通過したニュースがあり、これに関して参加していた人たちの国々でのホモセクシュアルに対する考え方をちょこちょこ聞いてみたりしたので、別の記事でそれに関してもまとめてみたいと思います(結構興味深いですよ)。


Bonne soirée☆

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