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どうすれば管理職になれるのか

先日、会社で面談をしていて
部下や後輩が
自分より先に
管理職に登用されたことで
気持ちがもやもやとしているという
話を聴きました。

最近の人事制度は
年功序列よりも成果や能力を
優先しますので
こうしたことが発生します。

そんなときは
人はどうしても
おだやかな気持ちでは
いられなくなります。

そのことをバネにして
よし、自分も頑張るぞ
と闘志を燃やすのならいいのですが

どうせ自分なんて評価されてない
と卑下したり

あいつうまいことやりやがって
などと嫉妬心をもったりすると
いいことがありません。

こういう場合は
同僚や部下が評価された「事象」に
注目するのではなく

彼らが
どんな姿勢を持ち
どんな行動をしていのか
「プロセス」に着目すると良いです。

成果評価と違って
昇進昇格の評価はプロセスを
見るからです。

管理職の登用されるときには
昇格試験という機会は
あるのですが
単に試験の結果ではなく

仕事に対する向き合い方や
周囲への接し方や影響力
といった部分が評価されます。

管理職という職位は
論功行賞で与えられるものではなく
管理職としての姿勢や行動ができているか
在り方が見られるのです。

管理職に登用されたという
事象だけ注目しているだけでは
学べるものはありません。

それよりも登用された人が
どんな意識をもっていて
どんな振る舞いをしていたのか

管理者としての在り方に
着目するほうが
得られるものが大きいように思います。

よく
「どうしたら管理職になれるのでしょうか」
という質問を受けることがありますが

管理者になるためのプロセスではなく
管理者とはどういう在り方であるべきなのか
そこを理解して
近づく努力をしているかどうか
そのあたりを会社は見ています。


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