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TOKYO MERと信頼と愛(合格体験記)

さて、今年の生徒さんの思い出を少し書いてみようと思います。

このご家庭は6年生になってから正式なご依頼があったのですが、4年生の時からXにお問合せがありました。

私は何度かメールでやり取りしているうちに、お母様の愛情がとてもまっすぐで素敵だなと思って授業をお引き受けしました。

やり取りしている中で何度か伺った「この子は本当にいい子なんです」というお母様の言葉が胸に迫りました。

その子はすみっコぐらしが大好きな女の子でした。

おとなしい女の子でした。

今は都内女子御三家の1つに進学を決め残りの小学校生活を満喫しているそうです。

授業のある時、ちょっと雑談していた時に私が「将来何になりたいの?」と聞くと「医療従事者です」と答えました。受験生には結構多い医療従事者という夢ですが、なぜそう思ったのかさらに聞くと

4年生の時に「TOKYO MERというドラマをみて感動したんです、私もなりたいと思いました」と教えてくれました。

キョウコ先生も「TOKYO MER」大好き!放送期間中は毎週欠かさずみて感動して泣いていました。最近はネットフリックスでも配信されてお皿を洗いながらみて、アホみたいに涙を流しています(笑)。

物語にはいろんな登場人物が出てきていろんな感情があるので、入試の直前期などは、生徒さんがわからない問題に接する度に「TOKYO MERでいうと・・・」と作品の中のエピソードで入試問題を読み解くなど非常に特殊な方法で乗り越えてきました。

面接のある学校だったので、その時も「TOKYO MERでいうと・・・」で原稿を作り乗り越えてきました。もう私が授業をしたのではなくて「TOKYO MER」によって生徒さんが自主的に学んだという・・・ね(笑)。

入試はもちろん「TOKYO MER」のメンバーぐらい集中して取り組みましたが、いよいよ本番の入試前日、不安で眠れないとお母様に不安を訴えたそうです。

そうしたらお母様が眠れるようにマッサージをしてあげたんですって。
かくして次の日の入試も全力投球できるように眠りにつくことができたそうです。

なんかね、ドラマに夢中になってそれに憧れて私もそうなりたいって思う傍にその夢を応援してくれるご家族がいて、眠れるまでそばにいてくれて・・・。

それはお母様が「この子は本当にいい子なんです」って信じていたからだと思うんです。愛情をしっかりもらって育ったからいい子に育ったんだよね。

このご家庭は自分の気持ちの焦りを抑えきれない時に備えて、「授業➕面談」という形をとっていました。つまり、お子さんが授業を60分した後、お母さんはお母さんのスケジュールや不安なことを話す時間を30分とっていました。お母さんとはイライラしちゃうものですし、心配事が嵩むものです。そこでお子さんにガーっと気持ちを集中させないために、毎週キョウコとお話しをしたのです。雑談の日もあれば、願書の記入(志望動機の欄)を何週間もかけてやったり・・・。多様な時間の使い方でした。

だから、一年を振り返ると嵐のような揉め事はなかったかもしれません。

かくして彼女は2月1日に全てを出し切り翌日の朝には合格を手にしました。

合格した日はお寿司でお祝いしたんですって。美味しそう!🍣✨

先日、私の居住地に最も近い観光地、川越に遊びに来てくれましたのでご案内してきました。

川越のご当地スタバの前で川越の食べ歩きといえばこれでしょ!の「さつまいもチップス」を頬張り、名物の1メートルある麩菓子を購入。ちなみにチップスはカラメルクリームをつけて食べました。

美味しかったし、楽しかったね。

本当におめでとう🌸。

夢に向かってこれからも頑張ってください!

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