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今年最後のライブが終わりました。

W杯で日本がスペインを撃破した翌日、わたしは自身のオリジナルバンドのライブを敢行した。
場所は大久保HOT SHOT。ここのステージに立つのは初めてだった。
あまり箱の事をとやかく言いたくはないが、正直言って、非常に残念なライブハウスだった。
一個人のレビューとして、ここに書かせてもらうが、まあ非常に悪い意味で初めての事が多すぎた。
まずタイムテーブルだが、通常遅くとも2週間前までには出番の時間、リハの時間、入りの時間がインフォメーションとして送られてくるもの。
こちらから何度も何度も、メンバー複数でメールで催促しても一向に返事がなかった。
やっと1週間前になって送られてきたものの、遅れたお詫びの言葉はなし。
セッティング表も事前に送ってくださいもなし。
タイムテーブルによると、我々の出番は全4バンド中、3バンド目の20時~だった。
逆リハになるので、トリのバンドさんが一番早い時間の入りになるわけだが、トリのバンドさんの入り時間が15時20分で我々がなぜか15時になっていた。
疑問を抱えながらも、当日15時に間に合うようにメンバー全員が現地に到着した。
しかし、15時になっても会場には誰もおらず、開いてもいなかった。
15時20分ころになって、ようやくスタッフらしき人がやってきて、うちのメンバーの1人が事情を聞くと、「最後のバンドさんは入り時間から出番までの時間が長すぎるからリハはキャンセルになったんす。」と軽い口調で言われた。

それならそうとそうなった時点で言ってくれればいいじゃないか…

しかもこれからちょっと準備するんでまだ待っててくださいとのこと。

結局中には入れたのは、15時40分ころになっていた。
この40分は何だったのか…。
中に入って遅くなってすいませんも当然なし。
そそくさと楽器隊がリハのセッティングを始めていくわけだが、そのタイミングでセッティング表、ゲストリストを書けと言ってくる。
これ、わたしも楽器弾きながら歌う場合は、書いてる時間なんかないよね?
と、本当に全てがハテナマークが出てしまう仕切りであった。
スタッフの自己紹介もなし、対バン同士の顔合わせの段取りもなし。
あげくセットリスト表(演奏する曲順表)も渡さなくていいという前代未聞の箱であった。
それでもPAの技術だけはそこそこで、中音も出音も良かった。
そこだけが救いだった。

今回は来年のアルバム発表に先駆けて、来場してくださったお客様に何か形の残るものを作りたいということで、デモCDを用意した。

カバーアートは、ドラムのとうせいが担当してくれた。
デモとは言いつつも、出来は我ながら素晴らしい出来。
楽曲にも自信あり。素晴らしい物販ブースを設けることが出来た。
そして、ライブ本編も始まってしまえば、勢いでなかなか自分でも納得のいくパフォーマンスが出来たと思う。
急遽駆けつけてくれた仲間がカメラマンをかって出てくれたので写真も残すことが出来た。

演奏が終わって、物販ブースに戻ると少し列が出きるほどCDを買ってくれる人たちが。
準備していた枚数がほぼ完売した。
これほど嬉しいことはない。

こうしてわたしの2022年のライブ活動は終了した。

来年はもっと飛躍できる年にしたい。

今年も1年、自分のまわりで一緒に動いてくれた仲間たちには本当に感謝である。
また新たに今年出会えたたくさんの方々にも御礼申し上げます。

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