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日本は学歴社会。それは分かっているけれども。。。。。

先だって、ひろゆきさんのYouTubeの切り抜き動画を観ていたら、

『若い時期に戻れるなら、何をしたいですか?』
というアンケートがありました。

かなりの人数が解答していて、母数が多いので、信ぴょう性はあります。

結果、
1位は、『受験勉強をやりなおしたい。頑張りたい』でした。

ちなみに、2位は、『彼氏・彼女を作りたい』だったかと思います。

青春期の一番楽しい時期に、勉強をやり直したいとは・・・・
意外でしたねー・・・

これ、どういうことを意味しているかと言うと、

ぶっちゃけ、

『いい大学へ行って、高給がもらえるいい会社へ入りたい』

ってことですよね?

実に切実ではないですか。。。。

いかに、そうならなくて、悔しい思いをしているかという結果でもありました。

「少年老いやすく、学成り難し」というヤツです。

自分も、昔は正直、適当な大学へ行って、適当な仕事が出来ればいいや。

みたいに、気楽に学歴を捉えていました。

しかし、不惑を過ぎるあたりから、周囲の学歴による格差を目の当たりにして、恐ろしい思いをしました。

高学歴は金持ちに、低学歴は・・・・・・・

ここで、せっかくの機会ですから、データをもとに検証していきたいと思います。

そういえば、自分の学歴に不満があると答えた人は、全体の4割だそうです。

高学歴の世界


大企業の役員・その他富裕層の学歴は?

これは、私はよく分かっています。
15万人の富裕層という、人名録を書いていたからです。
つまり、大企業の役員さんたちの学歴は、おおよそ、
85%は大卒です。しかも、一流大卒でした。

他の医師や、大学教授など、これは言わずもがな、大卒ですね。
学士どころか、修士や博士もいます。
そして、彼らは、親子代々一流大卒なのです。
まれに非大卒、たたき上げの社長もいましたが。

ベンチャー企業・起業家の学歴は?

ならば、学歴が関係なさそうな起業家ならばどうだ。
これなら、例外だろうと思いますよね。
そこで、調べてみました。
すると、こうです。成功した起業家たち。

はい、結果は、ほぼほぼ、一流大学。
大学中退を除いても非大卒はわずか、4人という結果に。
ベンチャーを制したのも大企業と変らない高学歴のオンパレード。

わたしの以前、所属していた起業家の集まりも、やはり一流大卒しかいませんでした。特に、早慶が多いです。

大卒でない起業家で成功事例も沢山ありますが、やはり大卒、特に一流大学を出ていると、起業にも有利ということが一目瞭然ですね。

では、今度はネガティブな側面も見ていきましょう。
低学歴だとどうなのか。

ここでは、差別的な意図はなく、ただ現実を直視し、日本の闇を見て頂ければと思います。

低学歴の世界


生活保護受給されている母子家庭の母親の学歴です。

(4)学歴 被保護母子世帯の母親の学歴分布

中卒 34.3%
高校中退 20.4%
高校卒(短大、大学中退含む)36.8%
大学卒 1.3%
大学院卒 0%

世代間連鎖と子どもの生育環境への影響
(1)貧困の世代間連鎖
世代間の保護受給歴の有無と母親の学歴、過去の保護受給歴との関係

世代間受給歴なし 中卒・高校中退48.6% 高卒以上51.4%
世代間受給歴あり 中卒・高校中退67.6% 高卒以上32.4%

世代間受給歴と母親の学歴、過去の保護受給歴との関係を示している。
学歴との関係では、中学卒・高校中退の割合は、明らかに世代間の受給歴が「あり」とする者が多い。

明らかに、低学歴な母親が圧倒的に多いようです。
大卒や院卒ならば、殆ど生活保護のケースが見当たりません。

生活保護バッシングは、実は低学歴バッシングでもあったようです。

やはり、政府や自治体は、このような親御さんへの教育が必要なのかも知れません。
貧困の連鎖を食い止める必要がありますね。

次に、刑務所入所者の学歴になります。

想像通り、低学歴のるつぼとなっています。
昭和以来、凶悪事件の犯人は、低学歴が多いのも特徴です。

国は、学力不振の子供を放置したりせず、また、家庭の事情などで進学できなかった子供たちの教育支援に向かわせる努力が急がれます。

低学歴のイメージがよろしくないのは、こういったところに原因があります。是正していかねばなりません。

学歴別生涯賃金


女性のほうが格差が大きいのが意外でした。

結婚市場ではどうか?

男性も女性も、相手に大卒を求めています。
現在はますます、この傾向が強いようです。

女性側からすると、上昇婚、同格婚を望むケースが多いですね。
低学歴女性もまた、高学歴男性を選ぶ傾向にありますから。。
ここで、低学歴男性は割を食い、非常に苦戦します。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

日本は学歴社会であると再認識されましたでしょうか。

大学へいかなくても、成功している方は本当にいますし、
そうした方にもスポットが当たってもいいと思います。

大卒が勝ち組、非大卒が負け組、のような図式は社会通念上よくないです。

それぞれが活躍できる社会が望ましいですね。
いずれもが、学歴にとらわれず、独り立ちできる機会が平等に欲しいところ。

ただし、勉強はしておいて、無駄にはなりません。
高等教育や、大学での勉強は、全く役に立たないということはないでしょう。

これを解決するためには、やはり、学費の免除や、さまざまな対策が期待されます。

今回はこんなところです。

最後までお読み頂きありがとうございました😊これからも頑張りますので、良かったらスキやフォローをお願いします💖



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