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元・結婚相談所仲人の筆者が見た「高学歴エリート女性の婚活事情」がシビア😲

プレジデントウーマンより

結局、稼ぎも家事も子育ても自分がやることになる「結婚するメリットが何一つない…」

高学歴エリート女性が低年収男性との結婚に踏み切れないワケ

雇用ジャーナリスト

海老原 嗣生 (えびはら・つぐお)

 結婚市場において、未婚のままでいるのは男性では低年収層、女性では高年収層が多い。両者が結婚に至ることはないのか。雇用ジャーナリストの海老原嗣生さんは「男性側の結婚の条件は変化しているが、女性は昭和のまま、男性に学歴と経済力を求める傾向にある。それは本人というより周囲の影響が大きい」という――。


以上が引用記事でした。以下は筆者が書きます。


✅男女共に結婚が難化している理由とは?

結婚が難化している男女の理由について、調べてみると。その結果、以下のような情報を見つけました。

- 結婚しない男女が増加する理由とは?

独身を続ける人によくある心理も解説という記事では、生涯未婚率や男女別の未婚率の推移、結婚しない若者が増えている理由、結婚しない人生のメリット・デメリット、結婚しない男女の心理や理由などを詳しく解説しています。

結婚しない理由としては、収入格差の広がり、結婚意欲の低下、女性の社会進出、恋愛のしやすさ、子育て費用の増加などが挙げられています。

- 「結婚する男女の激減」が招く日本の恐るべき末路

2020年の婚姻数は戦後最少の52万5490組という記事では、婚姻数の減少が日本の経済・社会にどのような影響を及ぼすかを分析しています。

婚姻数の減少は出生数の減少につながり、総人口の減少や高齢化を加速させます。その結果、労働力の減少や社会保障費の増加など、さまざまな問題が発生すると予測されています。

- 結婚していない理由: 子ども・子育て本部 -

内閣府のページでは、2015年の国勢調査に基づいて、結婚していない理由を男女別にランキング化しています。

男女ともに第1位は「適当な相手にめぐり合わないから」でした。男性では次いで「結婚後の生活資金が足りないから」と「結婚資金が足りないから」が上位にあり、女性では「仕事(学業)にうちこみたい」と「結婚資金が足りないから」が上位にありました。

以上の情報から、結婚が難化している男女の理由は、経済的な要因や恋愛観の変化、社会的な要因などが複雑に絡んでいることがわかります。

結婚に対する価値観や選択肢は人それぞれですが、結婚のメリットやデメリットをしっかりと考えて、自分にとって最善の道を選ぶことが大切だと思います。

では、さらに深掘りしていきましょう。


✅高収入女性と低収入男性。未婚化での問題点は?


高学歴、高収入女性が結婚相手に求める条件は?

高学歴、高収入女性が結婚相手に求める条件は、人によって異なると思いますが、一般的には以下のようなものが挙げられるかもしれません。

  • 学歴や収入が自分と同等かそれ以上の男性

    • 高学歴、高収入女性は、自分のキャリアやステータスに見合った男性を求める傾向があります。自分より学歴や収入が低いと、話や価値観が合わないと感じたり、尊敬できなかったりする可能性があります。

  • 家族や配偶者、家計に優しい男性

    • 高学歴、高収入女性は、仕事に忙しく、家事や育児に時間を割けない場合があります。そのため、家庭を支えてくれる男性を求めることもあります。家族や配偶者に対して愛情や尊重を示し、家計を上手に管理できる男性は魅力的に映るでしょう。

  • 生存力や生活力、生産力のある男性

  • 高学歴、高収入女性は、自分と同じくらい社会に貢献できる男性を求めることもあります。生存力や生活力、生産力とは、自分の力で生きていける能力や、日常生活をスムーズにこなせる能力、何かを創造したり発信したりできる能力のことです。これらの能力を持つ男性は、高学歴、高収入女性と刺激し合えるパートナーになるでしょう。

  • ハイスペック女性からは容姿も求められるかという質問には、一概に答えることができません。ハイスペック女性とは、学歴や収入、容姿など、さまざまな面で優れた特徴や条件を持った女性のことですが、その中でも恋愛や結婚に対する考え方や理想は人それぞれ異なるでしょう。一般的には、以下のような傾向があると言われています。

  • 自分よりもハイスペックな男性が理想

  • - ハイスペック女性は、自分のキャリアやステータスに見合った男性を求める傾向があります。自分より学歴や収入が低いと、話や価値観が合わないと感じたり、尊敬できなかったりする可能性があります。この場合、容姿も重要な要素の一つとなります。美人である自分に対して、見た目が劣る男性は魅力を感じないかもしれません。

  • - サポートをしてくれる男性

    • ハイスペック女性は、仕事に忙しく、家事や育児に時間を割けない場合があります。そのため、家庭を支えてくれる男性を求めることもあります。家族や配偶者に対して愛情や尊重を示し、家計を上手に管理できる男性は魅力的に映るでしょう。この場合、容姿はあまり重視されないかもしれません。性格や人柄が大切になります。

  • - 心が広く性格のよい男性

  • - ハイスペック女性は、外見よりも内面を重視する場合もあります。心が広くて穏やかで優しい男性だと感じると、魅力的だと思うケースもあるでしょう。自分が今までに出会ったことがないような尊敬できる内面を持つ男性であれば、今後一緒に過ごしていきたい気持ちになるのです。この場合、容姿はそこまで重要ではないかもしれません。相性や価値観が合うことが大切になります。

  • 以上のように、ハイスペック女性からは容姿も求められるかどうかは、その女性のタイプや好みによって異なります。しかし、どの場合でも、容姿だけでなく、他の面でも自分に自信を持ち、努力を惜しまない男性は、ハイスペック女性にとって魅力的な存在であると言えるでしょう


✅高収入女性と低収入男性の未婚化での問題点


- 経済的な問題: 高収入女性は自分より年収の高い男性を求める傾向がありますが、そういう男性は少なく、マッチングする確率が低くなります。

一方、低収入男性は自分より収入の低い女性を希望する傾向がありますが、そういう女性は高収入男性に奪われてしまう可能性が高くなります。

結果として、高収入女性と低収入男性の間には経済的なミスマッチが生じ、結婚の機会が減少します。

- 社会的な問題: 高収入女性と低収入男性の未婚化は、少子化や高齢化の加速につながります。出生数の減少は、総人口の減少や労働力の減少に影響します。高齢化の進行は、社会保障費の増加や介護の負担に影響します。これらの問題は、日本の経済・社会の発展に大きな障害となります。

- 心理的な問題: 高収入女性と低収入男性の未婚化は、彼らの幸福感や自己肯定感にも影響します。結婚しないことで、孤独感や不安感が増す可能性があります。

 また、男性が結婚しない理由として、自分の収入や能力、容姿に対するコンプレックスや劣等感がある場合もあります。これらの感情は、自分の人生に対する満足度や自信を低下させるかもしれません

✅高収入女性と低収入男性のマッチングを促進する方法

色々、調べた結果、以下のような情報を見つけました。

- 女性の年収、婚活でどうアピールする?「高収入の女性は引かれる」はもう古い!という記事では、高収入女性が婚活で年収をオープンにするメリットや注意点を紹介しています。

 高収入女性は、自分の年収を隠すのではなく、自立した人生の証明としてアピールすることが大切だと言っています。また、高収入女性は、自分と同等か、平均以上の年収男性、つまりハイクラスなお相手を望む傾向があるとも言っています。

- 「高収入女性が、低収入男性を“専業主夫”として養う結婚」が成り立ちにくいのはなぜか?という記事では、高収入女性と低収入男性の間には経済的なミスマッチが生じることや、男性がプライドやメンツを傷つけられることなど、尊敬婚が成立しにくい理由を分析しています。尊敬婚を成功させるには、男性が自分の役割を見つけて自信を持つことや、女性が男性を尊重して支えることが必要だと言っています。


- キャリア女性と低収入男性をマッチングする「尊敬婚」という記事では、尊敬婚のメリットや実例を紹介しています。尊敬婚は、女性が男性の仕事や人柄に惹かれて結婚するパターンで、収入や学歴などのスペックにこだわらないことが特徴だと言っています。尊敬婚は、女性が自分のキャリアを続けられることや、男性が家事・育児に積極的に参加できることなど、お互いに足りないものを補い合えると言っています。

- マッチングアプリで低収入でも彼女を作るコツとは?という記事では、低収入男性がマッチングアプリで彼女を作るためのコツを紹介しています。年収を記入しないことや、自信がなく恋愛経験の少ない女性を狙うこと、同じ趣味の女性を狙うこと、プロフィール写真にこだわることなどが挙げられています。低収入男性は、自分の魅力をアピールすることや、女性の気持ちを考えることが大切だと言っています。

- 【年収低い400/300/200万!】低収入男性向け出会い方11個という記事では、低収入男性が出会いを増やすための方法を紹介しています。


 マッチングアプリや街コン、合コン、サークル、趣味の場など、さまざまな出会いの場を活用することや、年上女性や年収が高い女性を狙うことなどが挙げられています。低収入男性は、自分に自信を持つことや、女性に尽くすことが大切だと言っています。

 以上の情報から、高収入女性と低収入男性のマッチングを促進する方法は、以下のようなものが考えられます。

- 高収入女性は、自分の年収を隠すのではなく、自立した人生の証明としてアピールすること。また、自分と同等か、平均以上の年収男性に限定せず、仕事や人柄に惹かれる男性を探すこと。

- 低収入男性は、年収を記入しないことや、自分の魅力をアピールすること。また、自信がなく恋愛経験の少ない女性や、年上女性や年収が高い女性を狙うこと。

- お互いに、収入や学歴などのスペックにこだわらないことや、尊敬や支え合いの気持ちを持つこと。また、マッチングアプリや街コンなど、さまざまな出会いの場を活用すること。

✅まとめ

 結局、高年収女性ほど対象者が減り、結果未婚化に陥るという話です。これは女性側だけの問題ではなく、男性もまた「自分より収入の低い女性を希望」する下方婚志向があります。

 高年収女性が結婚相手を見つけるのに苦労する理由は、男性の収入に対する価値観によるものです。男性自身が、自分より稼ぐ女性は「養うべき」対象からはずしてしまいます。あくまで「養うべき」対象とは、自分より収入の低い「弱く、守るべき」相手だという考えになるからです。

 このような男性の下方婚志向が存在するため、高年収女性は結婚相手を見つけるのに困難を抱えることがあります。彼女たちは自分の収入や社会的地位に見合う相手を求める一方で、男性側は自分より収入の低い女性を希望する傾向があるため、マッチングが難しくなってしまうのです。

 さらに、結婚における男性の下方婚志向は、年収別未婚率の変動にも影響を与えています。統計データから分かるように、高年収女性ほど未婚率が上がる傾向にあります。これは、女性の上方婚志向と男性の下方婚志向が相まっている証拠です。

 このような問題を解決するためには、男女の収入や社会的地位に対する価値観の見直しが必要です。男性が自分より収入の低い女性を軽視せず、女性も自分の収入や社会的地位に見合う相手だけを求めるのではなく、相手の人柄や将来性を重視することが大切です。

 結婚は相手との絆や共同生活を築くことが目的であり、収入や社会的地位だけではなく、相手の人間性や価値観を重視するべきです。

 男女の収入格差や社会的地位の違いを乗り越え、お互いを尊重し支え合う関係を築くことが、幸せな結婚生活の基盤となるのです。

大変、長くなりましたが、それだけ真摯に日本の結婚事情を憂いています。

元・結婚相談所の現場で仲人として、危機感を抱いたのは、もう10年以上前の話です。

最後まで、お読み下さり、ありがとうございました。よかったらスキ、フォローよろしくお願いします😉

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