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貧乏東大生が見た「金持ち東大生」との残酷格差「学生身分でベンツ乗り回す女子生徒がいた」

東洋経済オンラインより

池田 渓 : ライター  池田氏の記事となります。

貧乏東大生が見た「金持ち東大生」との残酷格差 「学生身分でベンツ乗り回す女子生徒がいた」 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

「教科書なんてろくに買えないよね。図書館にあるにはあるけど、借りてずっと手元にはおいておけないし、読みたいときにすぐには読めない。勉強をするためのハードルの高さがちがうんだよ。こちらは目先の金に時間をとられてばかりでさ。やる気さえあれば何事だって成せるのかもしれないけど、けっこうなやる気が必要となる時点でハンディがあるよね」

たしかに、実家が太い人は高い学術書を買うためにアルバイトをする必要などないから、学生の本分である勉学に集中しやすいだろう。僕の同級生にも相続した不動産の家賃収入で、なに不自由ない学生生活を送っている人がいたが、高い専門書の数々を定価で思うがままに購入する彼をうらやましく思ったものだ。

卒業が近づくにつれ感じる「格差」


文学部に進学して卒業研究をはじめる時期になると、宮須さんは周囲の人たちとの格差をさらに実感するようになったという。

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「自分は学費と生活費を稼ぐためにバイト漬けの日々を送っているところを、まわりは親からの仕送りでなんのちゅうちょもなく、海外旅行、語学留学、ゼミ旅行なんかに行けるんだよね。ゼミ旅行には俺も誘われたんだけど、旅費が払えないから断るしかなかった。まぁ、やっぱり惨めだったよ。同級生たちは卒業論文を書くための実地調査にも頻繁に行っていたけど、俺はバイトに出なくちゃならなくてとても行けなかった。東大の図書館で文献をあさればいいテーマを選んで、それで卒論は書いたけどさ」

世の中のすべてが金ではないが、世の中の非常に多くのことが金で解決するのは事実である。勉強をするための道具も、研究論文を書くために必要なデータも、金を使えばよりいいものを楽に手にいれることができる。

以上、引用しました。


東大に入れただけでもよしとしませんか?


この方の著作を拝見しました。

よくある高学歴者の悲痛な嘆きでもありました。

こうした話は東大に限らず、著名な私立大学などでも頻繁に耳にします。

早稲田卒のバイト、慶應卒のバイト、青学卒のバイト。
フリーターや非正規社員。

いつのまにか、30という学歴が無効化してしまう年齢まで過ぎてしまっていたりする。

一流大学には富裕層の親が沢山いて、そうでない人との格差があるのは昭和からの話です。そんなことは百も承知。
ネットもない時代から分かり切ったことでした。
一流大学へ進学すれば、自分がどういう立ち位置になるのかも、知らなかったとは到底思えません。
まして、下宿で仕送りなしであれば、なおさらのことでしょう。

非常に苦労されたこと、イヤな思いをされたことには同情しますが、果たして、この人自身に問題はなかったのでしょうか??

そうとう昔から、平均年収ランキングで、東大は1位独走を続けています。
つまり、依然として東大卒は武器であり、大手企業の信頼度も強く、それは全く変わっていないということでもあります。
仕事での評価も高く、その多くは成功している。
大企業の管理職や役員にまで到達している実績がある証です。
官僚もまた然り。
一般的に東大卒は俄然エリートであることは否めない。
世間もそう熟知している。
これまでの卒業生の数は膨大ですから、当然、学生時には貧富の差もあったことでしょう。

わたしの友人の東大生も完全な庶民の子供で、特に教育に費用がかかっていません。予備校にすら通わず、理科一類から工学部卒となり起業して、富裕層となっています。両親は大卒ではありませんし、野球少年でした。
在学中はひたすら勉強に打ち込み、起業にそなえていたようです。
入学後も様々な努力を怠らなかったという結果でしょう。
特に他の学生との差の不満も一切、口にしていませんでした。
そんな泣き言をいっているようでは、社会人としてやっていけるほど、この世の中は甘くはありません。

東大を卒業して成功するのは8割、若年ニートになってしまう人もなんと5割もいるとのこと。
学歴を過信するとこうなるのか、受験で燃え尽きてしまうのか分かりませんが、大学入学がゴールだと思ってしまう危険性は多々あることでしょう。

大企業の役員の子供など、コネに期待できる人たちは一握り。
ほとんどの人たちは就活という競争の場に立たされてしまうワケです。
ここで、東大卒を活かさなければ、失礼な言い方ですが、負け組入りです。

どこでも選べる東大生。限りある企業しか選べない、それ以下の大学生。

どちらが必死に就活で努力をしているのかは一目瞭然。
アドバンテージがあるにも関わらず、成功しないのはただの甘えとしか、社会は見てくれない。また、東大は国立大学です。
お国からのお金、大学へ行けない人たちからの多額の支援で成り立っている。そんな弱音を吐いていいのでしょうか。
私立も少なからずそうです。年間にして何億円かの助成金を頂いている。

東大に限らず大学生は甘えたり泣いたりしている場合ではない。
国民や、親に感謝しなくてはならないと思うのです。
勉強に打ち込み、論文を書き、社会人となるために仕事の準備をする。
これは教育の権利と納税のための就労義務にあたることです。

大学内には当然、お金持ちの子もいれば、そうでない子もいます。
でも、そんなことは、社会に出ればもっと格差を知ることになります。
他人がどうラクしていようが、ベンツに乗っていようが、関係ない。

自分の力で稼いで金持ちになればいいことではないでしょうか。
富裕層と呼ばれる人たちはわずか数%に過ぎません。
東大にいるから価値観がマヒしているだけであって、多くの世帯年収で1000万という国民は微々たるものですからね。


東大を卒業されれば、それだけでも、ご自身の自信や他人からの評価にもつながりますし、末代まで、その事実は伝わります。
せっかくの学歴を活かすも殺すも、自分の力次第でしょう。
数多くの場面で有利となり、優遇される。
それまでの懸命な学習時間を無駄としないためにも、社会人として成功して頂きたい。
これは、一国民からの願いでもあります。
ぜひ、才能を活かされて頑張ってほしいものです。
東大生は全国民の憧憬(しょうけい・どうけい)の対象であり、誇りなのですから。

東大卒の問題点


東大卒の問題点とは、一概には言えないかもしれませんが、以下のようなことが挙げられねのかも知れません。

東大卒の学歴に執着することで、自分の可能性を狭めたり、プライドが肥大化したりすること。

東大卒の能力や知識が社会に出てから必ずしも通用するとは限らないこと。

東大卒の人生に不満や生きづらさを抱える人の多くが、東大で十分に学んでいなかったり、自分のやりたいことを見つけられなかったりすること。

これらの問題点は、東大卒だからというよりも、高学歴に対する社会的な期待や自己評価のギャップに起因するものだと思います。

以上により、東大卒であることを自分のアイデンティティーの一部としてではなく、ただの過去の経験として捉えることができれば、生きやすくなるかもしれません。

かくいうわたしも「とうだい」です。

犬吠埼の灯台(千葉県)


(1) 東大卒なのに「生きづらい人」が陥る3つの失敗 学歴を気にした .... https://toyokeizai.net/articles/-/391668.
(2) 「仕事がデキない東大卒」が陥るただ1つの失敗 プライドが肥大 .... https://toyokeizai.net/articles/-/376285.
(3) 東大を卒業しても「仕事がまったくできない人」の意外すぎる .... https://gendai.media/articles/-/92133.
(4) 東大卒なのに「生きづらい人」が陥る3つの失敗 学歴を気にした .... https://toyokeizai.net/articles/-/391668?page=3.


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