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パンク全盛期に咲いたあだ花~全米1位~ベイ・シティ・ローラーズ/サタデーナイト(1976)


みなさん、わたしのnoteをご覧いただきまして、ありがとうございます😀

今日は土曜日。ということで、こちらの曲で楽しい週末を!!

✅Bay Shit  Rollers



再結成セックス・ピストルズの来日で、前座を務めたハイロウズのメンバーと甲本ヒロト氏が、BCRの格好をして、自分たちを「ベイ・シット・ローラーズ」と名乗りました。客席は大いにウケましたねー・・・
完全なパロディーでしたが。。。。

ベイシティローラーズとは、スコットランド出身のポップ・ロック・バンドで、1970年代に世界的な人気を博したグループです。彼らの特徴は、タータン・チェックの衣装や、ローラースケートを履いて踊るパフォーマンスでした。彼らの代表曲には、「サタデー・ナイト」、「バイ・バイ・ベイビー」、「恋のロックンロール・スター」などがあります。彼らは日本でも大人気で、1976年には日本武道館でコンサートを行いました。彼らは現在も活動を続けており、2019年には新メンバーを加えて再結成しました。ベイシティローラーズは、多くのファンにとって、青春の思い出となるバンドです。

ベイシティローラーズのメンバーは、以下のようになっています。

  • ノビー・クラーク:1973年までリード・ボーカルを担当していた初代メンバーです。

  • レスリー・マッコーエン:1973年から1978年までリード・ボーカルを務め、バンドの最盛期を支えたメンバーです。2021年4月に亡くなりました。

  • エリック・フォークナー:1969年からバンドに加入し、リード・ギターを担当したメンバーです。作曲家としても活躍しました。

  • スチュアート・ウッディ・ウッド:1974年からバンドに加入し、ギター、ベース、ピアノなどを演奏したメンバーです。現在も音楽活動を続けています。

  • アラン・ロングミュアー:バンドの創設者の一人で、ベースやギターを担当したメンバーです。1976年に脱退しました。2018年7月に亡くなりました。

  • デレク・ロングミュアー:アランの弟で、ドラムスを担当したメンバーです。1981年に脱退しました。

  • イアン・ミッチェル:1976年にアランに代わってバンドに加入したギタリストです。わずか半年で脱退しました。2020年9月に亡くなりました。

  • パット・マグリン:1977年にイアンに代わってバンドに加入したギタリストです。同年に脱退しました。

  • ダンカン・フォール:1978年にレスリーに代わってバンドに加入したボーカル兼ギタリストです。バンドの解散まで在籍しました。

以上が、ベイシティローラーズのメンバーの歴史です。彼らの音楽は、今でも多くの人々に愛されていますね。

✅ビートルズの再来とまで言われていたBCR

彼らの代表曲

日本では独自の訳詞やタイトルを付けてカバーされている事も多い。
「バイ・バイ・ベイビー」 - "Bye Bye Baby"
フォー・シーズンズのカバー。

「サタデー・ナイト」 - "Saturday Night"
作曲フィル・クールター、作詞ウィリアム・マーティン。
1989年に三菱・ミニカ(6代目)のCMソングに起用された。

「二人だけのデート」 - "I only want to be with you"
ダスティ・スプリングフィールドのカバー。
TBS系「はなまるマーケット」のオープニングトークテーマ曲として番組開始〜2004年3月、2014年1月〜最終回まで用いられた。なお、2004年4月〜2013年12月はTommy february6のカバーしたものが使用されていた。

「ロックン・ロール・ラブレター」 - "Rock and Roll Love Letter"
ティム・ムーアのカバー。

「イエスタデイズ・ヒーロー」 - "Yesterday's Hero"
ジョン・ポール・ヤングのカバー。

来日公演では、彼らのファンが大騒動を起こしていました。
これもビートルズ以来の出来事。
当時は、ジャニーズよりも人気が高かった彼ら。
アイドル・バンドに徹していた。
まだまだ、白人崇拝が強かった時代でした。


✅セックス・ピストルズはBCRのコピーバンドだった?

後から参加したボーカルのジョニー・ロットン曰く、「オレが加入するまでは、ピストルズはBCRのコピーバンドだった」と証言。

彼らの映画のサントラ盤「ノー・フューチャー」というCDに、ピストルズの活動時期に流行っていた曲として、彼らの曲「シャンガリラ」が収録されています。

ピストルズのやけに明るくポップでキャッチーな音楽性は、まさしく彼らから影響を受けていることと考えられます。

✅ニルヴァーナも影響を受けている?

カート・コバーンは自分たちの音楽性は、

「俺たちの音楽は、ブラック・サバスとブラック・フラッグにかきまわされた、ベイシティ・ローラーズとザ・ナックだ」と表現していました。

ハード・ロック・インディーロックとポップ・ロックの融合と言えますね。


それらを踏まえると、BCRは、パンクとグランジのお手本となっているのが、なかなか面白いと思えます。

とにかく、ローラーズは曲がいい。

カバー曲が殆どで、自作はほとんど目立ちませんが、彼らの夢があって、楽しい音楽は不滅だとも言えるでしょう。

ロックのジャンルを超えて愛される彼ら。

メンバーも既に何人か亡くなっていますが、いつまでも心に残る音楽です。


最後まで、お読み下さり、ありがとうございました。よかったらスキ、フォローよろしくお願いします😉



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