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水瓶座、天王星、11室に働くチカラ


星読みメンバー同士の水瓶座のお話会は、土星水瓶期(2020年12月18日から2023年3月7日)とこれから訪れる土星魚座についての話ではじまった。

まさにこの3年間は、コロナ禍で仕事も在宅勤務にシフトし、私もガラケーからスマートフォンに変わり、マドモアゼル愛先生の動画と出会って、月やホロスコープのオンラインセミナーを受講し、その卒業生とのオンラインでの繋がりが生まれた。
アセンダント水瓶座である私においては、SNSの距離感は気持ちよく、ブログや写真、インスタグラムへの投稿などをはじめたのもまさに水瓶座的であった。在宅勤務へのシフトにより私のネイタルチャートの5室蟹座金星、火星がはっきりと意識でき、朝のルーティンを繰り返すことで精神的な安定化が生まれた。

私自身のネイタルチャートでは水瓶座には惑星はなく、アセンダントのみ。
そのアセンダントが獅子座天王星と180度であり、アセンダントと補完し合うことで天王星の働きが強調されている。
また、天王星が支配星である11室には山羊座土星があり、山羊座土星に対しても天王星が影響していることに今回、気づかされた。
水瓶座、天王星、11室の要素が複合的に深層的に意識、思考、行動に私自身が想像していた以上に強く働いていたことを改めて認識させられた。

天王星の要素である「誰にも依存しない、未来をよくしたい」、水瓶座要素としての「正直、普遍的、反抗的」、11室の要素である「フラットな人間関係、信用」等で象徴されるものは、私の中に確かなものとして存在しており、それにもとづいて思考や行動が生まれていく。

また、天王星の直観という話題となった際に、この水瓶土星期にまさに私のネイタル6室獅子座天王星が働き、腰痛、突発性眩暈、痒みと変調が生じた際は、その変調の予兆を感じ、自分自身の生活、在り方を見つめなおす機会であると受け止めた。

天王星の働きは、突然訪れる感じではなく、何等かの予兆を与え、その予兆に対して直観が働いていくという感じがあった。このことは20代でやはり自律神経系の病気の治療で薬物による浮腫が生じていることを受け止めて、玄米菜食による食事療法を試みて暮らしを変革してきたことと重なる。

また、天王星のハーフリターン(42歳の時期)という視点となり、それぞれ自分自身の42歳前後の頃を振り返って共有した。私自身も仕事に疲弊し、自律神経がおかしくなっていた頃で、正気を保つためにスピリチュアルなワークショップを受けていた時期であった。

家内もアセンダント水瓶座で11室射手座太陽、水星、火星合、12室水瓶座木星と水瓶座、天王星の要素が強い。

そんな彼女がいつになく12室の水瓶座木星、山羊座土星の働き、射手座金星と冥王星が90度であること、さらには2室月牡羊座を頂点とし蠍座海王星と乙女座冥王星を従える複合アスペクト「ヨード」の影響を太陽、水星、火星射手座ステリウムらしく次から次への三本の矢を放つか如く、関心を強め、時間があれば質問してきた。

今更であるが、ホロスコープは占いではなく、意識の学問であり、安易にアスペクトの部分のみを切り分けてて解釈することは、そこに囚われが生まれやすいと考えていたので、彼女にも、先ずはそれぞれの惑星、サインの象意を自分自身の過去の経験、出来事と重ね熟成させてはと提案した。

それからというものの、彼女とのやりとりでホロスコープの話題が増えた。彼女の過去を振り返ると11室射手座ステリウムのコミュニケーション力で築いてきた人間関係が悉く壊されて、新たな人間関係をまた構築してきたという経緯や親族や友人に対して伝えても理解されない、結果的に秘密にせざるおえないことが継続して存在していることなどは、冥王星の働き、12室山羊座土星の影響は確かにあるように思う。

彼女なりに自分の惑星の度数を正確に確認してすべてのサビアンシンボルを書き出し、味わい、さらにそれと統合する反転の度数も調べていこうという姿勢は、射手座的であるなと改めて感じた。

きしくもヨードの頂点は月牡羊座10度であり、月反転の天秤座10度はヨードのブーメラン(ヨードの不安定さを統合させる要素があるらしい)の位置と重なることがわかった。

月牡羊座10度のサビアンシンボルは「古い象徴に対して新しいかたちを教える男」
この度数の月に蠍座海王星と乙女座冥王星がそれぞれインコンジャンクト(150度)を形成している。蠍座海王星と乙女座冥王星の30度も関係性から生まれる働きは目に見えない霊的なスピリチュアルで伝わってきているものがイメージされる。インコンジャンクトという不安定な状態からの犠牲や制限は、私にも実感がないが、土星の現実社会での制限とはまた質的に違うような気がする。

月反転でヨードのブーメランの度数でもある天秤座10度のサビアンシンボルは「危険な流れを抜け安全な場所に辿り着いたカヌー」。
まさに昨年も危険な流れであった。
どの状態になったら安全な場所に辿りつけるのは、誰にもわからないが、そのことを何かに託し表現し、他者に語っていくことで月星座のシャドウ、そしてヨードの不安定さの影響を抑制できるのではと感じた。

インコンジャンクト(150度)の関係性といえば、太陽射手座に対して私の太陽牡牛座もインコンジャンクトの関係であり、二人の関係性においても不安定で壊れそうになりながらも何とかバランスを保ちつつやってきたのかもと改めて思った。





桐箱の色濃くなりぬ雛納め


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