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未来が明るく感じられる話を集めてみた②医学編

 第二弾は医学編ですが、なんと言ってもips細胞の技術が第一位にランクインすると思います。

1,ips細胞

 ips細胞とは、「人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cells)」の略称だ。

 詳細はリンク先を読んでいただきたいのだが、ともかく広く応用が出来るので、パーキンソン病、肝硬変、子宮頸がん、脊髄損傷などが直近のニュースでips細胞が有用だと報道されている。理論上身体を構成する細胞であればどのような細胞へも分化できるので交通事故などで失った腕なども将来的には再生できるかもしれない。実用化もハイペースで進んでいるようだが、まだもう少し完全実用には時間がかかるだろう。ただただ山中伸弥教授に感謝感謝である。

2,アルツハイマーの有効な新薬「レカマネブ」登場

 アルツハイマーと言えば、これから高齢化社会が到来する中で増えていくだろうと思われる病気だが、今年、このようなニュースが報道された。

アルツハイマーの進行を遅らせることが出来るのは、特に若年性アルツハイマーの患者さんにとっては希望そのものだろう。ただ、健康保険適用でも年間298万円かかるのはやはり高負担だ。また、対象となるのは軽度のアルツハイマーの患者のみ、加えてアミロイドβという原因物質によるアルツハイマーに限定される。少しがっかりしたかもしれない。しかし、ここを見てほしい。前述のips細胞を利用する研究が進んでいる。

 日進月歩のips細胞の更なる研究成果に大いに期待しようではないか。

 3,癌が治る時代はもうすぐ来る

 日本人の3人に1人がなるとまで言われ、生存率も低く、私たちのもっとも深刻な脅威と思われる病気が「癌」だが、それだけに医学会も精力を傾けて治療方法を探していたが、おそらく決着がついた。

 詳細はこの記事一本読めば分かる。分子標的薬と免疫チェックポイント阻害剤の二つが私たちを癌から救ってくれるだろう。もっとも、もう少し完全実用には時間がかかるようだ。いっぽう、光免疫療法というものも登場して、既に治療が行われている。

 頸部の癌にしか使えないのと、健康保険が効いても700万円程度かかるなど、高価なのがネックだが、従来の癌治療と異なり、正常な細胞は攻撃しないので、身体がダメージを受けなくて済むというメリットがある。何人もの命を救うだろう。

最後に 大いに笑おう 笑うことは免疫力を高める

 癌をはじめとした病気に対する素晴らしい抵抗の薬がある。笑いである。

 このリンクは是非最後まで読んでほしい。読み終えた後、笑う事が健康のための特効薬であることが分かるはずだ。日々の中で笑えることというのはそうそう起きないかもしれない。ならば、ネットでお気に入りの笑える動画や好きなお笑い芸人などを探しておいて定期的に見るのはどうだろうか。例えば、これはチャップリンの「街の灯」という映画のワンシーンだが、メチャクチャ面白い。

 他にもギャグ漫画、ユーモア小説などなど笑える媒体は幾らでもあるので、意識して探して持っておくのがいいと思う。とにかく、笑うことにはたいしてコストがかからず、そのメリットは絶大なので、日常、人と接する時も出来るだけ楽しい話をし、笑うことを意識したほうがいい。まさに、「笑う門には福来る」は真理だったのである。

 明日は私が熱心に取り組んでいる女性差別問題について③を書こうと思う。

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