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詩 # 60 Eternal

たぶん
晴れた夜
僕は水を掬い
映る月を君に見せる

それは
言葉の誕生以前の
眠っている在処を
確かめるため

手からこぼれ落ちる水に
互いの手を重ねて
夜風に舞う花びらを愛でながら
悠久の時を想う

ロマンという名の
アドベンチャー
僕らは魂の豊かさの泉を
互いに見つけ出した

そして
いつかまた
2人でぷかぷかと
海に漂い
僕は
君と月を見る







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